ども。
自席でウェブ会議をしていると、どう見てもひとりごとをつぶやいているようにしか見えない担当ちゅんです。
昨日、当町のGIGAスクール構想に役立てるため、北海道教育大学付属函館中学校を視察訪問しました。まずもって、お忙しい中で親切丁寧にご対応いただいた附属中の教職員の方々に深くお礼申し上げます。
なぜ附属中を訪問したかといえば、この学校は知る人ぞ知る「GIGAスクール実践校」なのです。まだ世にGIGAスクールという言葉が出てくる前からいち早くChromebookの1人1台を実現され、それを授業に活用しているという噂を聞いておりました。
この間、新型コロナによる学校の休業などの課題に対応するため、当町でもG Suiteの利用を開始しましたが、具体的にどのような設定で運用すべきなのか、セキュリティ対策はどのように考えたらよいのかなど迷う点が多く、そういう部分で少しでもヒントが得られればという思いで、無理をいってご対応いただきました。
今回、こちらからは意見交換をお願いしていたところですが、学校さんから「ぜひ授業を見ていただきたい」とご連絡をいただき、なんと授業参観が許されました。そして、そこで繰り広げられていた授業は驚きを通り越して感動すら覚えるものでした。先生がリアルタイムに生徒のChromebookに課題を配信したり、その回答を全員で共有しながら説明したりと、これまでGIGAスクール構想の実現として「将来図」が示されてきたそれが、実際に目の前に広がっておりました。
生徒が自由にChromebookを使いながら楽しそうに学ぶ姿を見て、「これは理屈じゃなくて実際に見てみるべきだ」と強く感じました。これまでGIGAスクールと言われても「本当にそんなことできるの?」と、やや懐疑的な思いを持っていたのも事実だったのですが、そんな思いは吹き飛びました。それどころか、「附属中の皆さんがやっているようなことを、どうやって八雲町の小中学校に落とし込もうか」と。
帰りの車内で、一緒に参加した某中学校の教諭と意見交換。「八雲でも同じことってできますかね?」と尋ねると「大丈夫です。例えばスマホのゲームをするときに住んでいる地域や学力などで差が出ますか?ICT機器を使うという面で、あくまで中学1年生は同じ中学1年生だと思いますよ」と。本当にその通りだと思いますし、なんだか勇気づけられて返ってきたように思えます。
いっぱいノートもとりました!
(投稿者:ちゅん)