検証開始

ども。
業務のスピード感において行かれそうになる担当ちゅんです。

本日もGIGAスクール構想関係の話題です。ネットワーク整備関係に一段落付けられましたので、ようやく端末整備関係に着手できました。同業者の方はご存知のことと思いますが、GIGAスクールではWindows、iPadOS、ChromeOSのいずれかからOSを選んで整備することとされています。当町としては現状でこのOSと決定はしていないものの、ぼんやりと「これかな~」くらいの感じです。なので、今はどのOSになってもいいように検証作業を進めています。

Windowsについてはこれまでも業務用PCとして長年使ってきているので、検証は不要です。問題はその他のOS。まずiPadOSですが、これは私物ですが私自身がiPadのユーザーであるため、操作については熟知しています。ただ、教育用に使うとなると、どのようなAppを具体的にどう使っていくことになるのかなど若干の検証が必要です。また、一斉にインターネットに接続した際の負荷なども注意しなければなりません。

さて、問題はChromeOSです。これは私自身、未知の端末であり、がっちり勉強しなければ良い・悪いの判断もつきません。どうしたものかとあれこれ頭を悩ませていましたが、もう悩んでも仕方がありません!えいやあ!・・・と、決意を固めた瞬間には、目の前にChromebookがありました。どうやって手に入れたのかは書きませんが、こういう時に親身に相談に乗っていただける方々に囲まれて仕事ができていることを幸せに思いながら、ようやくChromeOSの検証にも取り掛かることができました。

これから色々と試していくのですが、結局のところ3OSどれを選択しても、特に大きな問題にはならないというのが現段階での私の評価です。課題だった「Chromebookって何?」問題についても、実機を触った瞬間に不安は払しょくされました。第一声が「Chromebook、いいじゃん!」でした。
今後はネットワークのトラフィックやセッション、利用するアプリケーションの使い勝手、端末そのものの強靭性などなど、様々な角度から検証を行い、そんなに遠くない時期に決定を下すことになります。大前提は、これを使うのは小学生・中学生なのだということを忘れずに、色々な視点で検証を進めていきます。

検証環境未知の環境に触れるとワクワクします

(投稿者:ちゅん)

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GIGAスクール近況

ども。
コロナウイルスに警戒する日々が続きます。担当ちゅんです。

そんな中ですが、GIGAスクール構想の実現に関する業務も進んでいます。
昨日は道教委渡島教育局が開いた実務担当者レベルの会議に出席。いわゆる「3密」を防止するために隣の人との間隔を1メートル近く離された会議室で、「端末をどうするか」の情報交換。

今回の事業、自治体ごとにWindows・iPadOS・ChromeOSのうちからいずれかを選択しての端末整備となるのですが、中間の答え合わせの結果、見事に各自治体バラバラ。ですが、それぞれ考えがあってのことですので、「そのOSじゃなくてこっちにしたらどうすか?」など軽々しく発言できるはずもなく、結果として地域間でのOSの統一といった願望など夢のまた夢であるという現実を突きつけられて帰ってきたところです。ただ、ひとつ言えることは、担当はみな疲れていました。この事業、とにかく時間が少なすぎます・・・。

それから一夜明け、本日、当町ではGIGAスクールネットワーク工事の入札を公告しました。リンクは下記のとおりです。

八雲町ホームページ:令和2年5月15日入札(地域限定型)(学校教育課所管)

この間、同業者様とお会いするたびに「GIGAはどうですか?」と声をかけられ、「今月はWi-Fiを多く使っているので余っています」などと煙に巻いたりしてきたのですが、本日以降は堂々と「ホームページに何もかもをアップしていますのでご自由にご覧ください」と言うことができます。
私の業務的には、これが一つの区切りとなり、ここからは入札により業者さんが決まって、いよいよ工事という流れになります。ここまで辿り着くのも大変な苦労でしたが、本番はこれからです。新型コロナウイルスの関係も予断を許しませんし、そもそも、業者さんが学校内で工事をすることができるのだろうか。また、導入する機器についても在庫はあるのだろうか。など、気がかりな点ばかりではありますが、これからも気を引き締めて頑張りたいと思います。

各市町の状況夢のまた夢・・・

(投稿者:ちゅん)

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年度初めの業務も大詰め

ども。
週末まで体力が持たなくなってきた担当ちゅんです。

このブログを読まれている方から、最近は「ライブ中継で大活躍ですね」と声をかけられることが多いです。確かに、新型コロナウイルス感染症の対応で、例年のような4月とは全く異なる状況です。また、ブログにはあまり書いていませんが、「GIGAスクール構想」に関する業務も同時進行しており、その合間を縫うように年度初めの業務。毎日、ふらふらになって帰宅しています。

そんな中で、年度初めの業務もいよいよ大詰めです。業務用PCの調整、アカウント等の変更、そして職員の移動が一段落すると、最後に「レイアウト変更」というのが定番。本日も夕方から夜にかけて、とある部署で机の場所を変えるということで、LANケーブルを引き直すために出動となります。

あらかじめ、どの机をどこに動かしたいのか図面を書いてもらって、それを見ながら検討していきます。こちらの都合を反映できるのであれば「その場所にプリンタを置くのは無理です」とか「こっちにPCを置いた方が配線が楽です」といった事情もあるのですが、それはある程度我慢。あくまで職員が効率的に仕事ができるレイアウトにするというのが大前提で、我々としては多少無理はしても、なんとかその要望をかなえるべく努力することになります。

今回も図面を見ていて、物理的にどうしてもLANケーブルを引き直さなければならず、さらに島ハブの数も足りないなどの状況が想定されるので、様々な道具を準備して作業にあたります。順調にいっても2時間、もしかしたら3時間かかるかもしれないな・・・という作業ではありますが、トラブルなく終了できることを祈るばかり。そもそも、まずは自分の体力が持つかどうかの闘いになりそうな予感。週末までハードな1週間です。

いつもの道具いつもの道具を持って出動します

(投稿者:ちゅん)

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総合病院ライブ配信支援

ども。
行政職員を超越した何かになりそうな担当ちゅんです。

先般、八雲総合病院からの依頼でyoutubeライブ配信の支援を行いました。総合病院の中にある感染対策を行うチームが、町内・近隣自治体の医療・福祉関係の従事者向けに「新型コロナウイルス対策」についての講演をしたいとのこと。ただ、こういう状況の中ですから、一つの会場に足を運んでもらう訳にはいかず(3密防止)、今回は画面を通して視聴いただくという内容にしたいとの依頼でした。

参考リンク
八雲総合病院:八雲感染対策ネットワーク(YIC-Net)
http://hosp.town.yakumo.hokkaido.jp/modules/about/content0004.html

事前に会場を確認。案内された部屋は今回講演を行っていただく先生の部屋だったのですが、お世辞ではなく環境がいいなんてもんじゃありません。有線LAN環境でCPUにCorei7を積んだデスクトップPC(メモリ16GB)、モニタは3枚、そして壁紙は真っ白(これ重要です)。まさに「ライブ配信用のスタジオ」かと見紛うほどです。
今回はこのPCに配信用ソフト「OBS」をインストールさせてもらい、さらにUSBポートにはHDMIキャプチャボード経由でビデオカメラ、さらにはUSBコンデンサマイク(先生の私物)を接続させてもらい、失敗するわけがないほどの環境を構築することができました。

OBSの設定では、配信冒頭はビデオカメラからの動画をキャプチャして先生とスタッフによるご挨拶。その後、先生がパワーポイントのスライドショーにより講演されるので、デスクトップ画面をキャプチャして音声とともに配信する仕掛け。事前にこれらを準備しておいて、当日は私がPCを操作して適宜シーンを切り替えるという作戦にしました。

当日。事前に準備した環境を整えていざ配信スタート。やっぱり事前準備が万端に整っていると配信もクリアに行えるものです。何の問題も起きず、滞りなく進みます。途中、先生の声が少し小さかったようなのでマイクの台座の下に箱ティッシュを挟み込んだ程度で、自分で言うのもなんですが本当にうまく配信できました。
無事に配信が終了し、スタッフの皆さんも大いに手ごたえを感じられた様子。「また近日中にやりたい」「次はリアルタイムで質問を受けたい」といった感想もあり、お手伝いした甲斐がありました。

ちなみに、内容は関係者のみの限定公開ではありましたが、素人の私でも十分理解できる内容で、本当に勉強になりました。次は限定ではなく一般公開でもいいんじゃないかな?なんて思いも持ちましたが、何がすごいかといえば、本業ではなくボランティアでこうした取り組みをされている医療関係者の皆さんですよね。本当に素晴らしい取り組みだと思いますし、私のできることであれば今後も喜んで協力していきたいと思っています!

ライブ配信こんな環境なら気が向いたらすぐに配信できちゃいます

(投稿者:ちゅん)

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入学式もライブ配信

ども。
近頃、にわかyoutuber気取りの担当ちゅんです。

コロナ禍に伴う学校の卒業式のyoutubeライブ配信以来、立て続けに配信支援の依頼が来ています。youtubeで動画を配信すること自体は目新しいものでもありませんし、他人が配信している動画を毎日のように視聴しているとしても、いざ自分がやろうと思うと「あれ?どうすればいいんだっけ??」となりますよね。

この間、ライブ配信の手法について色々と勉強していましたが、結論を言ってしまえば、まだまだ一般的ではありません。用意しなければならない機材も多いですし、配信ソフトの設定もある程度必要、youtube側の設定もしなければならず、難しいとまでは言いませんが簡単とは呼べないというのが私の感想です。

そんな配信ですが、本日は八雲中学校の入学式をお手伝いしました。教育委員会の方針で、中学校に関しては2クラス以上のクラス数がある場合、保護者の参加ができないとされ、該当する学校は八雲中学校のみでした。そうなると当然、保護者の方は自分の子どもの晴れ姿を見たいわけで・・・。半ばこちら側から強引に「経費もかからないですし、やりましょうよ!」ともちかけました。

今回は前回の反省を生かして「HDMIキャプチャボード」を調達して臨みました。通常、パソコンにカメラを接続する際にはWebカメラなどUSB接続できるカメラが必要となりますが、キャプチャボードを使うと一般的な一眼レフカメラやハンディビデオカメラをWebカメラのようにパソコンに接続できるようになります。今回は撮影場所を体育館のステージとし、フロアまで望遠が必要な案件でしたので、ボードに一眼レフを接続。びっくりするほど綺麗な画像が出力され「やっぱり道具だよな」と思った次第です。

肝心の動画配信ですが、カメラの画像は綺麗でしたが、今度は音がうまく入らないというトラブルもありました。原因は明確で、体育館のステージまではマイクの音声が届かない(スピーカーはフロアにしか向いていない)ことが原因。これを根本的に解決するには音声だけをライン入力するか、外部に高性能な集音マイクをつけるという事になるのですが、準備期間も短く、そもそも「にわか」ですからこれが限界。次の機会があるかわかりませんが、今度はマイクを調達して臨みたいと意を新たにしました。

ライブ配信パソコン台は相変わらずの点滴スタンドです

(投稿者:ちゅん)

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