今月も現場スタート

本日はちゅん氏が不在ということで連日の投稿となります。
担当おーるどです。

さて、月初めというのはいつも何かと仕事が舞い込んでくるタイミングになっており、その中で多い案件の一つが職員の採用、異動に伴うPCの配置換えやシステムの設定変更となっています。
状況によっては機器の場所ごと変える必要があるということで、いつもその都度対応する形となっております。
そんな中、6月に入った本日も新たに職員が増える部署があるということで机の配置換えの依頼があり、朝一から現場スタートという形になりました。
今回の案件は、大幅な配置換えはなく機器の移動も最小限だったのですが、すでに通っている線のルート変更が必要となってしまいました。
しかし、このような機会はある意味チャンスと捉えており、こういったタイミングでなければ机の下で複雑に絡み合っている線を綺麗することもできないので、その都度綺麗に施工しております。

そんな中、今回最も悩んだ部分がコンセント…。
部屋の都合上、近くにコンセントのない場所に机を配置しなければならないとのこと。
しかし、こればっかりは既設のコンセントを最大限利用するしか方法はありません。
なので、考えた結果、今回は多少見た目は悪いですが既設のコンセントに電源タップを取り付け、その線はモールで隠しながら、目的の場所まで連れていくという作戦をとることに決定し作業開始。
無事目的の場所まで連れて行ったあと、そのまま転がしておくのは格好悪いので壁に貼り付け、なんちゃってコンセントを作成し、本日の作業終了。

このコンセント問題は予想外でしたが、それ以外はわりと順調にいき一人での作業ではありましたが、無事に終了し一安心といったところです。
ちなみに、電源タップ等を壁に固定するためには「電気工事士」の資格が必要なようです。


「電気工事士」の資格…。ちょっと考えちゃいますね。

(投稿者:おーるど)

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初の光景

コロナの影響によるバタバタも落ち着き、そろそろ平常運転に戻れそうでほっとしております。
月末担当のおーるどです。

当町では今年の4月より町内の小中学校にて出退勤を管理するシステムの運用を開始しているのですが、準備をしていた3月末にとある学校からこのタブレットを使ってシステムを運用をしたいとの要望があり、預かっていたのはいいものの年度末から年度初めのバタバタなどにより対応がこの時期となってしまいました。

まずは、預かったタブレットのスペックはOSがwindows8.1、メモリが2GBのもの。
とりあえず、windows10アップグレードをしたいなと思い、最低動作保証のメモリ容量の2GBは搭載しておりますが、ちょっと心許ないなと思いメモリの増設を試みることにしました。
早速タブレット裏面を取り外し、中身を見てみると…。
自分のイメージとしては、パソコンのようにメモリのスロットがあるのかなと思っていたのですが、中身を見てもどこにメモリが搭載されているか全くわかりませんでした。
どうしようかなと思いながらいろいろと調べていくうちにどうやら「タブレットやスマートフォンは携帯性をあげるために筐体を薄くする必要があり、その為、取り外し用のスロットを用いずCPUやメモリは基板に直付けする形」となっているものがほとんどということがわかり、メモリの増設とwindows10へのアップグレードはあきらめ結果的にセットアップのみ行うという形となってしまいました。

今回のシステムはwindows8.1でもきちんと動作するため、この状態で納品しようと思います。
PCで中身の入れ替えなども行っていたため何とかなるかなと思っていたのですが、まさか中身が全く違うとは…。大変勉強になりました。


初めて見る光景でギブアップとなってしまいました。

(投稿者:おーるど)

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まずはブラウザのインストールから・・・

ども。
国の緊急事態宣言は解除されましたが、ウイルスがいなくなった訳ではありませんから「気の緩み」に気をつけたい担当ちゅんです。

そんなコロナ禍によって一気に普及したテレビ会議。当町ではこれまで、テレビ会議のために「テレビ会議システム」なる仰々しい名前を付けたPCを運用してきましたが、あっという間に陳腐化し、今では単純に「大きなテレビにつながったPC」というだけのものに成り下がりました。

そうした中、町教委が各学校向けにGIGAスクール関連の説明会を開催することとなりました。ICTを利活用していく新しい教育についての説明会にふさわしく・・・というより、やはりコロナの関係から「密」を避けるという趣旨で、方法はテレビ会議。なるべく現場の教職員に負担がかからないよう簡単に実施する方法を模索した結果、すでに教委として利用を開始している「G Suite for Education」で展開されている「Google Meet」を使って、PCのブラウザから接続してもらうのが楽ではないかとの見解に達しました。教育はこれが出来てうらやましいです。

早速、接続テストなどの準備を進めようと思ったのですが、いきなりにして最大の壁にぶち当たり天を仰ぎました。Windows 10に最初から入っているブラウザであるEdgeとIEはどちらもMeetには利用できないのです。
※正確にいえばEdgeについては最新版にアップグレードすれば使えるみたいですが、現段階ではまだ旧バージョンを利用しています。
そうなると結局のところブラウザのインストールから始まるわけで、アプリの導入が不要で楽ができると思ったのにがっかりです。

ということで、まずはこの問題解決のために一仕事。Googleのサービスですから、せっかくなのでChromeを入れることにします。通常、Chromeはセットアップファイルを実行することで本体のファイルがダウンロードされる動きをするため、バッチファイルなどで遠隔実行することが難しいです。
しかし、企業や団体向けにちゃんとインストーラーが提供されているので、これを使えば問題なく展開が可能です。助かります!

Google Cloud:Chromeブラウザのダウンロード
https://cloud.google.com/chrome-enterprise/browser/download

入手したセットアップファイル(msi)はコマンドラインから実行させることも可能ですから、例えば「/quiet」といったオプションを付けてあげるとサイレントインストールもできます。
今回、我が社ではお馴染み「空海」のプログラム配布実行スクリプトをズバッと書いて、対象のマシンにインストール。ブラウザはもともと軽量なのであっという間に完了です。

これでようやくテレビ会議を実施する土俵が完成。ここから接続テストを実行し、本番を迎えます。
今回はGoogle Meetを使いますが、世の中はネットミーティングサービスで溢れかえる様相で、それぞれサービスによって作法も違います。どのような方法であったとしても、これを導入しておけばオールマイティ対応できますという方法があればありがたいのですが…。今はまだ黎明期といえるでしょうから、デファクトスタンダードが登場するまでの間は当分苦労が続きそうです。

CBGIGAっぽくデモ用にお借りしているChromebookで

(投稿者:ちゅん)

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インターネットの速度が大幅改善

ども。
あっという間に1週間が終わります、担当ちゅんです。

前回の記事にも書いたとおり、昨日はネットワークの回線工事となりました。某所にてPPPoE接続をIPoE接続に変更したことで大幅に速度改善ができたので、勢いづいて長年懸案であった別なネットワークも同様の処置を施します。
その際、近隣の同業者さんにも「実はこんなこと考えてるんだよね」と相談していたのですが、「果たして本当にそれで直るかな・・・」と悪魔のような囁きも頂戴していましたが、やってみるしかないべさ!

作業自体は前回の某所と全く同じ。ただし今回圧倒的に異なるのはサーバラックの中が過密すぎて、もはやどのLANケーブルがどの機器に接続されているのか、指で辿って行っても途中でロストしてしまうほど。何が怖いって、配線がごちゃごちゃしているラックの中に手を入れて、もちろんLANケーブルの刺さっているところなんて目視できない中で「これかな?」と作業を進めていくこと以上のことってありません。それでも慎重に慎重に作業を進め、前回やったときの倍くらいの時間をかけて、ついにIPoEへの切り替えが完了しました。

ドキドキしながら結果を確認すると、これまで2Mbpsくらいしか出ていなかった速度が、一気に150Mbpsまで上がりました。今回、IPoEに変更した回線はもともとが1Gbpsの回線ではなくて200Mbpsの光。そう考えると、ほぼ理論値近くまで速度が出ているという事になります。
それでも、夜間帯だったので油断はできないと思っていたのですが、一日明けての本日、日中に速度を見ても70Mbpsほどの速度が出ているので運用上全く問題ないレベルでした。

あくまで「当町の環境では」という話ではありますが、速度低下の原因はやはりインターネット接続そのものにあったという事がこれで証明されました。ネットミーティングなどの実施によりトラフィックが増加している中で、まずは増速することに成功出来て本当に安心しています。

ネットMTGこれでネットミーティングも安心です

(投稿者:ちゅん)

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PPPoEはもう限界?

ども。
忙しさがGIGAを超えてTERA。TERAスクールだと寺子屋になっちゃいますね、担当ちゅんです。

新型コロナ禍によって需要が増えているのも理由なのでしょうか、このところインターネット接続の速度が大きく低下してしまう案件が続いていて困っていました。
先日は某所から「もう限界なので助けてくれ」とSOSがあり、部署的に私は管轄外ではあるのですが、急遽ヘルプすることになりました。

その部署は非常に大規模なネットワークで(と書くとだいたい察しがつきそうですよね、そう、たぶんそこで間違いありません)、保守ベンダーさんもしっかりとしています。しかし、これまで色々と対策をとってみたけれど解決できないという状況。具体的に話を伺うと、朝の段階では下り50Mbps程度の速度が出ているものが、午後になると急激に低下していって、最終的には1Mbpsを下回ることもあるとのこと。
このような状況になったきっかけとして思い当たるのは、職場内のPCを一斉にWindows10に変更してから顕著に表れているということで、私としては「もしかしてFWのセッション数不足じゃないですか?」と質問してみたのですが、すでにFWも増強されていて、それでも速度の改善が見られないと。

現状を把握できたうえで色々と調査・検討を進めていくうちに、どうやら怪しいのはインターネットそのもの、つまり「外」ではないかと行き着きました。そこで、これまではPPPoE(IPv4)による接続を行っていたインターネット接続を、IPoE(IPv6)に切り替えてみることにしました。
これは論ずるより証拠で、一般のご家庭でも接続をIPv6に変更したとたんに爆速になったという話を最近は特に耳にします(実は私も)。

作業を開始する前に、一応PPPoE最後の速度計測。う~ん、やはり速度は出てません。そのときは夜間帯で、さほどトラフィックが高くないハズなのに下り2Mbpsくらい。これでは使い物になりません。
さっそく、あらかじめ準備していたルータなどの機器を接続し、スイッチのVLANやらなにやらをガチャガチャ設定変更し、満を持してIPoEでの接続を開始。
するとこれまでの速度が嘘であったかのように、常時100Mbpsオーバー。サーバ室のL2スイッチ直下だからか?と思い、実際に職場のクライアントで確認しても同様の速度。IPoE恐るべし、というか、PPPoEって一体どうなっちゃってるの?
色々な方にこの話をしてみると、結局「PPPoEは混みすぎで、IPoEが速いのは空いているから」というのが理由みたいですね。

この成功体験もあり、明日は別なネットワークの速度低下への対応を実施する予定としています。もちろん、PPPoEからIPoEへの変更がメインです。いっそ全ての外部接続をIPv6にしてしまおうかとも思うのですが、現状、固定IPサービスはIPv4でしか無理なので、メールサーバとかWebサーバの用途としてIPv4も残しておかなければならないみたいですね。基本的な通信はIPv6に抜いて、どうしてもIPv4が必要な場合だけルーティングしてしぶしぶ使うという。
とにかく、全く速度の出ないPPPoEとは一刻も早くお別れして、ネットワークを正常化できるよう頑張ります。

IPoEこんなに違うんです。それにしてもIPoE出過ぎでは・・・

(投稿者:ちゅん)

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