てんちょです。町内でインフルエンザなどが流行しているようです。年末年始に寝込むのは避けたいので久しぶりにマスクをしてます。
先週の土曜日の夕方、とある施設から「インターネットにつながらなくなった」と連絡がありました。どうやらブレーカーを落としてしまったようで、その後からつながらなくなってしまっているようです。休みの日でしたがたまたま近くにいたので見に行くことにしました。端末の入れ替え後からWiFiでの接続を行っているため、アクセスポイントが止まっているんだろうなぁと思いながら現地へ到着。
早速確認してみると、予想通りアクセスポイントのランプが消灯していました。PoE+での給電なので、まずは本体側のLANケーブルを何度か抜き差ししてみましたが、反応はありません。壁に取り付けられているスイッチを見てみたところ、一定間隔ですべてのランプが同時に点滅していました。なんだかおかしな動きをしていたので、再起動をかけてみましたが動きは変わらず…。まさかスイッチの故障?なんにしてもすぐに解決できなさそうだったので、週明けに持ち越すことにしました。
月曜日、スイッチの状態を確認するためにping送ってみたところ反応がありました…もしかして故障していない?管理画面へアクセスしてみたところ、ログインすることもできました。PoEの給電設定をオンオフしてみたり、再起動かけてみたりと色々やってみましたが、アクセスポイントが接続されているポートが認識していません。となるとアクセスポイントの故障でしょうか…。もう何が故障しているのかはっきりしないので、確認用に予備のアクセスポイントを持って、再度現地に行くことにしました。
現地へ到着し、天井のアクセスポイントを取り外して予備機に交換したところ通電します。ということはやはりアクセスポイントが怪しそうです。念のため別なLANケーブルを使って予備機に接続、これも問題ありません。最後にアクセスポイントの故障であることを確定させるため、別なLANケーブルに元のアクセスポイントを接続してみました。…動きました。元の場所に戻して繋いでみると、…動作します。コネクタの接触不良?結局原因もわからないまま解決してしまいました。
端末側を確認したところWiFi接続も問題なく、そのほかの機器も無事に?接続が確認できました。ブレーカーが落ちたことが起因していそうですが、久しぶりに腑に落ちない外勤でした。
もしかしてPoE+にケーブル相性とかあるんですかね?
(投稿者:てんちょ)
冬場の外勤、お休み中のご対応ご苦労様です。
過去自身が担当した案件の現地調査も記憶によみがえってきますが、どうやら少し状況が異なる模様ですので、あまりお役に立つようなことが申し上げられませんが、
以下、探ってみる価値のある点、列挙しますので、何かのお役に立てば幸いです。
AP給電がPoE+ということで、 IEEE 802.3at給電が必須の機種とお見受けしました。
1)APは常時 IEEE 802.3at給電が必須なのでしょうか?あるいは、内部温度によってヒータを作動させる際に IEEE 802.3at給電が必要になり、ヒータ非作動時はat給電を必要としないのでしょうか?
2)給電側が受電機器の必要とする電流量を判定する方式には複数の方法が存在し、受電機器・給電側機器それぞれが、どういう手段とロジックを組み合わせているかによって、相性が発生することはママあります。特にC社スイッチなどでは、af給電で給電先がある程度動くことを前提としていて、LLDPや、ことによるとCDPでのディスカバリパケットに対する応答を待ってしまう⇒応答無と判定し
一旦給電を切って最初からやり直すという事象も発生することがあり得ます。
これに温度とヒータ作動の条件が重なると、見た目時間経過によって事象が変わることもあるかもしれません。
3)ヒータ可動条件次第では、給電側が過電流判定で、給電を停止する条件にかかる可能性も感じます。
※月曜日の経緯を見る限りでは、AP側の接地(アース)とスイッチ側の接地の関連による電流集中などは、なさそうですが。
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ブレーカ断からの復電後、「壁に取り付けられているスイッチを見てみたところ、一定間隔ですべてのランプが同時に点滅していました。」の状態になったのが土曜の段階ですね。
字面で見る限りでは、スイッチ自体の再起動を繰り返している雰囲気です。その時、スイッチ収容機器のスイッチ経由の通信可否なども確認できるとよかったのかもしれません。
月曜日にスイッチのランプ状態は確認されたのでしょうか?
スイッチに?pingが通った、ということで少なくとも月曜にはスイッチの再起動状態はなかったと見られますね。
もしかすると、月曜日に当該ポート抜き差しするだけで復旧してしまったかも。
予備APに差し替える時点までのスイッチ側ログに給電判定に関するものが残っていたら、もう少しわかることがあるかもしれません。