てんちょです。
行くぞ行くぞと言いながらなかなか行けずにいた、毎年恒例降雪監視カメラの設置に行ってきました。昨年は設置後にネットワークが不安定だったり、確認しに行った際にボックスの鍵を忘れたりと色々ありましたが、実はこの作業が結構楽しみだったりします。
今年から方式を変更することになり設置している4か所すべてにSIM内蔵のLTEルーターを取り付けることになりました。昨年も1か所だけこのSIM内蔵のルーターを設置しており、冬季の気温にも耐えられる本体性能と設置・設定の手軽さから今期から全て入れ替えになりました。動作温度が‐20℃までなのでペットボトルウォーマーを巻き付けたりしなくてもいいのは助かります。
本体は先月末頃に送られてきていたので、自席で動作チェックと設定を行いました。LTEでの通信を確認し設定はIPマスカレードだけかけておけばいいのかなくらいで設定を終え、4台のルーターをもって現地へ。出発は15時、せめて1か所だけでも終えることができればかなり楽になります。
今年は「2連はしご」を借りることができたので、ボックスへの取り付けもスムーズにいきました。すんなりいくとも思っていませんでしたが、電源をいれてカメラを接続しても通信している様子はありません。ちゅん氏が設定を見直しNATの設定を追加したところ無事に動作しました。
1か所動けば残りは同じことを繰り返すだけ…のはずでしたが、3か所目で再びトラブル。カメラのIPが想定していたものと違い、ルーターの設定をやり直してみたり、カメラのIPを確認するために何度もLANケーブルを差し替えるなどしてどうにか接続できるようになりました。日が落ちてきて気温も下がってきた中で少し諦めかけていましたが、無事に一日で4台とも作業完了となりました。
2連はしごの安定性。これまでの苦労はなんだったのか。
(投稿者:てんちょ)
4か所もの設置、毎年ご苦労様です。年々進化されてますね。
自分の経験でもこういった設置案件は事前準備が99%ですね。
特に、複数個所で設置調査する案件では、いったん全機材をキッティングし、動作チェックも済ませてから現地に向かうようにし、予備のLANケーブルも必ず準備していましたし、現地にWi-Fiルータ(モバイルルータを含む)を設置する場合、そのWi-Fiに設置作業PCを接続し、設置機器への疎通確認も実施していた、といったことを思い出しつつ拝読しました。
場合によっては、自身が設置に伺えない現場への設置の必要があり、ユーザ様にお願いしたことも多数あります。ユーザ様は「お知らせしたとおりに配線していただき、手順に従って機器の電源をいれていただくだけ」という事前準備が不可欠でした。
いつもコメントありがとうございます。
こういった作業を日々経験するにつれて事前準備の重要さというのは日々感じるようになりました。といいつつダメなら現地でやればいいかという甘い考えもまだ残っています(笑)