ども。
オンライン会議で1日が終わってしまう担当ちゅんです。
本年8月にも記事にしましたが、本年度、道庁実施の事業でアドバイザーの任務が与えられており、先日、後志管内の某町を訪問しました。普段、我々のような自治体の情報担当は、自分たちのことだけを考えて仕事をしていて、他の自治体の方と話をするような機会はそこまで多くはありません。ですので、アドバイザーという立場ではありますが、そこは立場を抜きにして率直に1人の情報担当として意見交換できるのが楽しみでした。
ですが、やはり訪問したことのない役場に足を踏み入れるのは若干勇気がいります。正面玄関から入ると、職員の方々の視線が一気に注がれます。心の中で「怪しいものではございません」と言いながら、目的の部署までそそくさと移動。そこで担当の方とお会いするのですが、やはり開口一番「たまにブログ見てますよ」と。もう、何が嬉しいってこの瞬間です。それまで感じていた心細さが一気に吹き飛ぶ感覚、これは本当に言葉にし尽せないものがあります。
そして、「いつも」ではなく「たまに」なのがまたいいじゃないですか!そう、たまに見てもらえるくらいで十分なんです。
そんなわけで、会議が始まる前にすっかり気持ちがよくなって、そこからは何も気負うこともなく有意義な議論ができたと思います。今後予定されている庁内ネットワークの更新や情報システム標準化の課題など、とても濃い(ここには絶対に書けない)話で時間の経過もあっという間。気がつけば2時間半、ノンストップです。そのくらい真剣で、「とにかく、どうにかしないとマズいんだ!」という担当の方の気持ちが熱を帯びて伝わってきて、文字どおり私は痺れて帰ってきました。
これまで複数の自治体で担当の方と話をしていて「共通しているな」と思うことは、困っていることがあったときに「これどう思う?」とか「知っていれば教えて」など、周りに気軽に話ができる仲間がいればいいのになと。不得意な部分は得意な人に教えてもらう、逆に得意な部分は不得意な人に教えてあげる。互いに得意・不得意を補い合うことができれば、もっと効率的で、良い仕事ができるのにな~と、そんなことを感じた訪問でした。
いつも恒例の「その土地でおいしいものを食べる楽しみ」シリーズ。今回はカツ丼。
(投稿者:ちゅん)
お疲れ様です。
なんとなく思ったんですけど、行政職員向け超巨大Slackワークスペースとか
あるといいんじゃないですかね。
(LGWANとかデジ庁とかそういうところ気が利かないというか…)
ちなみにヒントは某暗黒メガキャリアのSlackワークスペースです。
数万人もユーザーがいるとなかなかカオスでいいですよw
コメントありがとうございます。
実は行政職員向け超巨大Slackワークスペースはもう存在していて、デジタル庁が運用する「共創プラットフォーム」がそれにあたるかと思います。また、北海道内でも今年度、情報担当職員が自由に相談などができるメッセージアプリが運用されていて、ツールについては充足している印象です。
ただ、ツールがあっても使われなければ意味がないわけで。記事にも書こうかと思ったんですが、結局、こういうツールの運用が進むと「詳しい人」がそのうち「いつもの人」になり、最終的には「一部の人たち」だけでやっている感じになっちゃいますよね。
そうなると、本当は聞きたいことがあっても「自分には場違い」と感じる人が出てきます。この現象、個人的にはとてもよく理解できますし、ここがすごく難しい課題だと思います。
>実は行政職員向け超巨大Slackワークスペースはもう存在していて
それは知りませんでした(それはそう)
>結局、こういうツールの運用が進むと「詳しい人」がそのうち「いつもの人」になり、最終的には「一部の人たち」だけでやっている感じになっちゃいますよね。
ギクッ(某暗黒メガキャリアSlackでは一部の人側だった人)
たしかにその塩梅は難しいですね。
横から…。
わかります。。。
電算担当を離れても、ちょこちょこブログ見てます。
結局は顔を合わせて話しないと警戒感が強いんですよね。
恥ずかしい、場違いなんじゃないか等々聞きづらい雰囲気ってありますもんね~
私も過去に同じベンダー使っているユーザーを回った時に電話ではスゴく警戒されましたが、会って、飯食って、酒飲んでと段階的に饒舌になっていくと感じました。
電算担当は古臭い頑固者が多い気がします。
まだまだ電算の世界は飲みニケーション的な感じなのかもしれませんね…。
やはり人間ですから顔を合わせなきゃダメかもですね~♪
私もいつかは八雲町にと日々思っております笑笑