ども。
自治体職場にとっての大晦日を迎えましたね、担当ちゅんです。
さて、先般、当町が発祥の地である「木彫り熊」の100周年記念イベントが開催されました。今後1年間かけて行っていく各種イベントのキックオフとして、名古屋市の河村たかし市長をお招きしてのスペシャルなトークイベント。我々はYoutubeでのライブ配信を頼まれており、その任についておりました。
数々の経験を積んできた我々にとって、今やYoutubeでのライブ配信には何ら難しいことはないのですが、今回の不安要素としては唯一「町の施設ではない会場のネットワークを利用する」という点。会場にあるFreeSpotのルータから有線LANで回線をお借りするのですが、これが無事に動くかどうかの勝負です。
一応、事前に速度を測定してみて、下り80Mbps/上り50Mbpsくらい出ていて、これなら特に支障ないなと確認はしていましたが、やはり人様の回線を使っての配信は緊張します。OBSを起動し、カメラを接続。イベント開始5分前から配信をスタートし、よしよし。無事にYoutube側にデータ転送が始まりました。ここまで来たら後は簡易なカメラ操作くらいでPCに触る必要はほとんどない・・・はずだったのですが。
イベントも終盤に差し掛かったころ、PCの通知画面に「OBSは再接続しています」というメッセージが表示されました。OBSを確認すると、最も恐れていた転送速度0Mbpsの表示。ネットワークが完全にダウンしていました。
急ぎルータを再起動するもなかなか通信は復活せず、久しぶりに冷汗が額を滑り落ちていきます。数分後、ようやくネットワークが回復するも、途中で中抜けしてしまった動画はどうすることもできません。とても残念ですが回避は難しかったです。
しょんぼり職場に戻ってアーカイブで問題の箇所を確認。ですが、ここで奇跡!OBSはどうやら通信が回復すると途切れていた部分も後から転送してくれるようで、リアルタイムでは途切れていた部分も、ちゃんと見ることができました。ギリギリのところで救われた気分です。
そして、こういうトラブルも、貴重な経験として自分たちの糧になっていくのだろうと思います。今回の件で得た教訓としては「事前に不安に思ったことは本番では当然のように現実になる」でしょうか。いわゆる「フラグ回収」という現象かと思いますが、しっかりと肝に銘じておきたいと思います。
当日のライブ配信アーカイブをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
(投稿者:ちゅん)