ども。
年末の挨拶で来庁される業者さんとの会話が楽しみな担当ちゅんです。
少し前の話になりますが、先日、北海道電子自治体共同運営協議会(HARP協議会)主催のデータセンター視察に参加しました。HARP協議会として運用している機器や北海道セキュリティクラウドといった設備が稼働している札幌市内のデータセンターを見学したうえで、運用方法などを協議するという場。申し込み条件に「知見を有する方」とあって、はたして自分がそれに該当するのかわかりませんでしたが、せっかくの機会ですので参加を申し込みました。
普段は車で移動することの多い札幌市内を地下鉄と徒歩で移動するだけでもすごく新鮮です。しばらくすると建物に到着。正直、建物自体は新しいとは言えない「レジェンド級」でしたが、セキュリティチェックは恐ろしいほど。玄関にある認証はもちろん、そこから部屋に入るために生体認証が必要。区画ごとに全てロックがかかっていて、まるで映画の世界です。行けども行けども目的のサーバまで辿り着けず、階段を登ったり下りたりを何度も繰り返し・・・。万が一ここで逸れてしまったら迷子になるのは必至と思いながらひたすら歩きました。
ようやくお目当てのサーバルームに到着。データセンター内部の構造を含め、そこで稼働している機器に興味津々。我が社のサーバ室のラックは、LANケーブルがごちゃごちゃで何が何だか分からない状況ですが、データセンターは惚れ惚れするくらい綺麗な配線。職業柄?LANケーブルに取り付けてあるタグにばかり目が行きます。「なるほど、こういうタグが一番見やすいな」「ラック内で1Uは消費するけどケーブルガイドをつけるといいのか」など、非常に勉強になりました。
残念だったのは、さすがにデータセンター内部は写真撮影NG(当たり前!)で、そこで見たものは全て頭の中に記憶するしかなかったこと。職場に戻って「こういうタグが良さそうだった」と口頭で説明するも、イマイチうまく伝えられずにヤキモキしてしまいました。次にこういう機会があったら、今度は自分ではなくびっく氏、てんちょ氏にもぜひ参加してもらいたいなぁと思います。
唯一撮れていた写真は札幌市内のきれいなイルミネーションだけでした
(投稿者:ちゅん)
はじめまして。
仕事で、とある自治体さんでIT関係に関する支援をさせていただく中で「素晴らしいな」と思いながら、いつもブログを拝見しております。
本記事、感動しました。
私の個人的な感覚ですが、データセンターの配線がキレイなのは、人が立ち入らないからキレイな状態を維持できるのではないかと思ったりもしています。
なのでキレイすぎるところは開発やネットワーク試験をするのには向いていない場所で、しっかりと仕事をされていらっしゃるからケーブルなどでごちゃごちゃしてしまうのではないかなと思います。
それだけ素晴らしい仕事をされていらっしゃるのではないでしょうか。
はじめまして!コメントありがとうございます。
身に余るお言葉で恐縮です。
サーバラック内がぐちゃぐちゃなのは、ある意味では仕方がないことだと思っていながらも、最近では「さすがにこれは・・・」と。
旧サーバから新サーバに引っ越し、さらに旧サーバは動かしたまま並行稼働してスイッチもここからあっちへ、などやりだしていくと
どうしても配線は厳しい感じになっちゃいます。