冬への備え

ども。
寒暖差アレルギーがつらい担当ちゅんです。

例年に比べて今年は雪が降るのが遅い気がします。少し調べてみたところ、札幌での初雪観測は11月16日で、これは平年よりも15日遅く統計がある1876年以降で6番目に遅い記録になるのだそうです(ここ八雲でもたぶん同じ日に雪が降ったような気がしますが定かではありません)。

そんな中、今年も「降雪監視カメラ」の準備に取りかかりました。降雪監視のためのカメラなので稼働は冬期間のみ。シーズン初めと終わりにルータなどの機器を設置・撤去するのが我が社の風物詩のようになっています。カメラは町内複数の場所に設置しており、除雪作業の際に役立てていますが、今年からはより効果的な場所(吹き溜まりが多い場所とか)にカメラを移設のうえで運用します。

先日は、その中の1箇所でネットワーク構成が大幅に変更となるので通信機器等の準備のため現地にて作業を行いました。雪が降っていないので作業は簡単かといえば実はそうとも言えず、積雪がないので通信機器収納箱までの高さが随分と高く感じられます。シーズン中には1メートル以上の積雪があるはずなので小さな脚立を立てればすぐ手が届く場所ですが、今は職場にある最も長い脚立に登ってようやくです。箱の中の機器を全て取り外して職場に持ち帰り、その後設定作業を行って再び箱の中に戻すという手順です。

これまで、カメラの通信は庁内LANを屋外無線で引っ張っていったり、FWAのアンテナを利用したりと様々な工夫で運用してきましたが、今では多くが携帯電話のLTE通信に切り替わりました。設置が容易ですし、速度も安定しています。ただ、問題としては厳寒期に屋外で運用することで機器の動作温度を簡単に下回ってしまうんですよね。産業用の特別仕様でもない限り、多くのLTEモデムアダプタの動作温度の下限はせいぜい0度です。ペットボトルウォーマーなどを駆使して何とか保温対策を行っていますが、冷え込みが強くてどうにもならない年もあります。さて、今年はどうでしょうか。無事「完走」できることを祈っています。

カメラ準備中脚立に上って作業をすると、なぜか腹筋が筋肉痛になります。

(投稿者:ちゅん)


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コメント

  1. 佐藤 のコメント:

    お疲れ様です。
    「降雪監視カメラ」設置、脚立から落下など怪我にはお気をつけ下さい。
    設置作業、除雪作業など大変かと思うところ、楽しみにしているは不謹慎かもしれないですが、ネットワークで遠方の地域を感じられるのは嬉しく思いますm(_ _)m

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