ども。
怒涛の勢いで4月が終わってしまいます。担当ちゅんです。
昨日、隣町の今金町にある北海道今金高等養護学校にて「携帯電話教室」が開催され、e-ネットキャラバンの認定講師として派遣されました。私は八雲町の職員ですので基本的に八雲町内での講座を業務の一環として担当していますが、今回のように周辺エリアから依頼があった場合でも特例的に(業界では義務免といいます)対応できるようになっています。
e-ネット安心講座の講師歴も早いものでもう10年。今ではしゃべり原稿を見なくてもスライドだけで充分話をできるようになりました。・・・が、そういう慣れが思わぬ落とし穴になります。
今回は事前に担当教諭と打ち合わせをし「文字や言葉の説明よりも動画の方がわかりやすい」とのことでしたので、通常は2本くらいしか使わない動画を特別に3本流すことに。その分だけどこかの尺を削らないと到底いつも通りの時間には終わらないのですが、いざ生徒の前に立つと勢いがついてアレコレと話し始めてしまいました。
ようやく1本目の動画を見て頂く場面になり、時計に目をやるともう開始から20分も経過していました。私に与えられた時間は質疑応答も入れて50分。動画はおよそ5分で残り2本。「やっちゃった・・・」すぐに担当教諭に「時間がマズいことになってます」と伝えると「多少のオーバーは大丈夫ですよ」とのことでホッとしましたが、講師としては大失態です。
ですが、なぜそんなに熱がこもったかといえば、生徒さんの反応が良かったからです。真剣に話を聞いていただき、ほとんどの生徒さんが途中でメモを取る姿を見たら、嬉しくなってつい・・・。
講座終了後に校長先生とも意見交換させてもらいましたが、「あれもダメ」「これもダメ」とネガティブな内容が多くなりがちなネットモラル教室と並行して、機会があればぜひ「インターネットをどんどん使おう」といったポジティブな内容でもお話をさせてもらいたいです!と。
講座の中で「便利なものも使い方を間違えると危険なものになるよ」と包丁を例にあげて説明したのですが、危険だからといって包丁は使わないにはならないですよね。あくまでもきちんと、正しく使う。このバランスが大切なんだと思います。
左上に見切れている時計を見ると、ちょうど「マズいです」と相談したタイミングです。
(投稿者:ちゅん)