ども。
書きたくても書けないことが多くて悶々とする担当ちゅんです。
(勘のいい方は察してください、たぶんそれが正解です)
昨日、遅ればせながらはじめてテレワークをしました。それもこれも、J-LIS(IPA)さんが自治体向けに無償で提供してくださっている「自治体テレワークシステム for LGWAN」のおかげです。技術的に分厚かった壁を打ち破る、文字通り突破口となりました。この場をお借りして、深く感謝の意と敬意を表します。
仕組みとしては職場のPCの電源を入れておき、それを外部からリモート操作するもの。いざテレワーク当日になり、朝、職場に出勤しないことに若干の違和感を覚えながらテレワーク用貸与PCを起動。あっさりと職場のPCへの接続が完了し、驚くほどスムーズな操作感。いつもやっている出勤後のルーチンを問題なくこなし、1時間ほどすると違和感もほとんどなくなりました。改めて考えると、情報分野の仕事はネットワーク接続されたPC環境さえあればほとんどできてしまいます。
そこからはオンラインミーティングをこなし、その脇で携帯電話がブーブーとなり続け、その電話対応が終わるとまた別なオンラインミーティング・・・。偶然だと思いたいですが、ものすごく多忙。テレワークを行う前は「もしかしたら家だとダラダラしちゃうんじゃないかなぁ」などと思っていたのですが、ダラダラする暇もないほど一生懸命働きました。環境が変わることでいい刺激にもなり、職場よりもむしろ仕事が進んでしまう感覚すらありました。これはテレワークあるあるでしょうか。
そんな中、オンラインミーティングでとある業者さんから言われたのが「え!テレワーク中なんですか?自治体の方とWeb会議していてテレワークと言われたのは初めてです」と。自治体の業務には窓口があり、現場もあり、なかなか自宅だけでは業務が完結しないという事情があります。また、これこそが最大の課題ですが、紙文化が根深いです。職場で何人かの職員に「テレワークやってみない?」と声をかけてみたのですが、「家に膨大な量の書類を持ち帰らないといけない」と答える職員がかなり多いです。
今回は「まずはやってみよう」と、とにかく家から仕事をしてみるということを最優先に試行していますが、本格的にテレワークを定着させるには物理的な紙をどうにかしないことには前に進めないなと感じています。
百聞は一見に如かずとはこのことです。まずはチャレンジ!
(投稿者:ちゅん)