地デジ電波受信調査が行われています

ども。
夜になると若干のオリンピックロスになってしまう担当ちゅんです。スポーツ観戦が大好きなもので。

私も連日のようにオリンピックをテレビ観戦していましたが、そのような大きなイベントがあると、やはりテレビを視聴する時間がいつもよりも長くなります。そうなると、どうしても増えてしまうのが「テレビの電波が弱くなって映らない時間があった」というお問い合わせ。役場には1件も来ておりませんが、放送局には数件寄せられていたようです。

そうした電波の強度について長期間に渡りモニタリングする目的で、先日から役場庁舎内に測定機器が設置されています。スイッチングHUBのような装置にテレビの同軸ケーブルが接続され、管理画面上から強度などが確認できるもの。これをVPN接続されたモバイル回線と接続し、放送局が随時監視を行います。

せっかくの機会なので、放送局の方に色々と話を伺いました。「そもそも八雲町内の電波状況は以前からあまり良くないです」と伝えてみると「電波を発射している室蘭放送局から見ると八雲はいちばん遠い場所(噴火湾の一番奥)にあたるので環境としては厳しいんです。加えて、湾になっていて波が比較的穏やかな地域であるので電波が反射してしまうなど条件的にも難しい」とのこと。
ただ、やはり電波については受信側の対策としてある程度高性能なアンテナを使っていて、かつブースターが取り付けられているようなご家庭と、そのような設備がないご家庭とでは大きく差が出ることは事実とのことで、対策をしている環境ではある程度受信レベルが下がっても視聴には問題がないといったことも事実起きているそうです。

いずれにしても、楽しみにしていたテレビ放送が、しかもオリンピックのようなイベントで決定的な瞬間が見られなかったとしたら、そのときのガッカリ感は想像に容易いところです。もし日常的にテレビの映りが悪くてお困りでしたら、何も気兼ねすることなく役場にもお問い合わせください。

地図国土地理院の地図で計測したところ放送局付近(室蘭)から60km弱もありました

(投稿者:ちゅん)


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コメント

  1. 関西の自治体職員 のコメント:

    地デジは、電波が弱いところは本当に弱いですね。地デジ移行時は少しでも山に入ると、アナログの時は何ともなかったのに、全く見れなくなり、アンテナを立てるしかないなんてのもありましたしね。

    • ちゅん のコメント:

      コメントありがとうございます。
      アナログ時代は多少電波が弱くなっても「ザラザラ」しながら何とか映っていました(こんなこと言っても最近の若者は何の事だかわからないでしょうね・・・)が、地デジはデジタルの名の通り「映るor映らない」でその中間はありませんからね。綺麗な画質とリッチなデータ通信と引き換えに失ったアナログですが、いい面もあったんですよね。

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