ども。
月末の男が本日はお休みのため、緊急登板の担当ちゅんです。
同業者でもあり友人でもある道東の某自治体情報担当者から「クラウドブレイク」という品種のレタスがあると教えてもらいました。もちろんレタスはたいへん美味いもので、レタスに全く罪はないのは言うまでもないことでありますが、我々のような業種からすれば「クラウドが壊れちゃったら大変だよね」という、まあそういった冗談話から一日が始まったわけです。
そのときは、よもやそれが私の身に降りかかってくることになるとは思いませんでした。
朝、一本の電話。「基幹系のPCを起動させたがログインできない」とのことで、何が原因なのか探りました。現場に到着して実機を見てみると、どうやらネットワークに接続できていないようです。基幹系は生体認証を行っているため、ログイン時にネットワークがないとその時点でNGとなる仕様です。
端末の再起動をしてもダメ、LANケーブルを抜き差ししてもダメ。となると一つずつLANの経路をたどっていくしかなさそうです。直近のHUBをリセットし、それでも復旧しないのでLANケーブルにJJをつけてHUBを経由しないようバイパスしてみますが、それでもダメ。外はマイナス気温なのに、額に汗が浮かびます。
上位に行けば行くほどダメージが大きくなっていきます。「せめてここであってくれ」と願いながら、フロアHUBを見てみると、バイパスしてPCに直繋ぎしているポートのアクセスランプが消灯しています。どうやら、これが原因のようです。
そのフロアHUBにはポートベースVLANの設定をしており、24ポートを4つのグループに分けて、それぞれに別なネットワークをつないでいました。今回、その中の2グループが通信できなくなるという、なんとも残念な壊れ方をしていました。つまり、残りの半分はいつも通り正常に通信できているので、すぐに故障だと気がつかなかったのです。機械ですから故障するのは仕方がないとしても、今回のようにじわっと壊れるHUBは本当に困りますね。
で、最初のクラウドブレイク。クラウド=雲ということで、どうやら八雲のことだったのか…と。笑えない冗談になってしまいました。
レタスにも固有の品種があるんですね。勉強になりました。
(投稿者:ちゅん)