ども。
行政職員を超越した何かになりそうな担当ちゅんです。
先般、八雲総合病院からの依頼でyoutubeライブ配信の支援を行いました。総合病院の中にある感染対策を行うチームが、町内・近隣自治体の医療・福祉関係の従事者向けに「新型コロナウイルス対策」についての講演をしたいとのこと。ただ、こういう状況の中ですから、一つの会場に足を運んでもらう訳にはいかず(3密防止)、今回は画面を通して視聴いただくという内容にしたいとの依頼でした。
参考リンク
八雲総合病院:八雲感染対策ネットワーク(YIC-Net)
http://hosp.town.yakumo.hokkaido.jp/modules/about/content0004.html
事前に会場を確認。案内された部屋は今回講演を行っていただく先生の部屋だったのですが、お世辞ではなく環境がいいなんてもんじゃありません。有線LAN環境でCPUにCorei7を積んだデスクトップPC(メモリ16GB)、モニタは3枚、そして壁紙は真っ白(これ重要です)。まさに「ライブ配信用のスタジオ」かと見紛うほどです。
今回はこのPCに配信用ソフト「OBS」をインストールさせてもらい、さらにUSBポートにはHDMIキャプチャボード経由でビデオカメラ、さらにはUSBコンデンサマイク(先生の私物)を接続させてもらい、失敗するわけがないほどの環境を構築することができました。
OBSの設定では、配信冒頭はビデオカメラからの動画をキャプチャして先生とスタッフによるご挨拶。その後、先生がパワーポイントのスライドショーにより講演されるので、デスクトップ画面をキャプチャして音声とともに配信する仕掛け。事前にこれらを準備しておいて、当日は私がPCを操作して適宜シーンを切り替えるという作戦にしました。
当日。事前に準備した環境を整えていざ配信スタート。やっぱり事前準備が万端に整っていると配信もクリアに行えるものです。何の問題も起きず、滞りなく進みます。途中、先生の声が少し小さかったようなのでマイクの台座の下に箱ティッシュを挟み込んだ程度で、自分で言うのもなんですが本当にうまく配信できました。
無事に配信が終了し、スタッフの皆さんも大いに手ごたえを感じられた様子。「また近日中にやりたい」「次はリアルタイムで質問を受けたい」といった感想もあり、お手伝いした甲斐がありました。
ちなみに、内容は関係者のみの限定公開ではありましたが、素人の私でも十分理解できる内容で、本当に勉強になりました。次は限定ではなく一般公開でもいいんじゃないかな?なんて思いも持ちましたが、何がすごいかといえば、本業ではなくボランティアでこうした取り組みをされている医療関係者の皆さんですよね。本当に素晴らしい取り組みだと思いますし、私のできることであれば今後も喜んで協力していきたいと思っています!
こんな環境なら気が向いたらすぐに配信できちゃいます
(投稿者:ちゅん)