ども。
今年度も残すところ5営業日、全力疾走中の担当ちゅんです。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、様々なイベント・集会が中止や延期となっています。昨晩は東京オリンピックまでもが延期と報道されました。
そうした中ですが、冒頭でも触れたとおり、年度末・年度初めが近づき、学校を卒業して就職・進学される方もいれば、転勤となって新しい地へ赴く方など、人の移動が多くなる時期です。また、今はまだ休校中の学校も、当初の計画どおり春休みまでの休校ということで変わりなければ、4月からは通常どおりとなります。
そうした背景がありつつ、昨日、八雲総合病院から電話がありました。「町内や管内の福祉施設、教育施設などの職員向けに、4月からのコロナ対策について先生から直接説明をする機会を設けたい」とのこと。なるほど、素晴らしいことだと思います。で、なぜ私に連絡が来ているのかな?と思ったタイミングで「ところで、聞くところによると学校の卒業式をライブ配信したみたいですね」と。
なるほど、そういうことですか。つまり、今の時期に関係者を集めての説明会は避けたいので、ライブ配信としてそれを視聴してもらいたい、そのために技術的な支援をお願いしたいとのことです。私の回答はもちろん「喜んでお受けします!」です。
講演をライブ配信する一番の目的は、講演されている方に対してリアルタイムで質問し、回答が得られる点にあると思っています。逆に言えば、質疑応答が必要なく一方通行の説明でよいのであれば、あらかじめ録画した動画をyoutubeにアップするだけで用が足ります。
今回はその点を伝えたうえで、何らかの方法(有名どころではSlidoなど)で質問を受け付けて、それに即時に回答するということを込みで実施してもらうことになりました。
これはどんなことにも共通していますが、手法(今回で言えばライブ配信)がありきで進めるのではなく、あくまで目的から逆算することが大切です。手法が先行してうまくいった試しがありません。
もしこの取り組みが成功すれば、色々な可能性が開けます。今回のライブ配信は新型コロナへの対応という困難を極める中での苦肉の策ではありますが、これが解決したらきっとICTの活用レベルは数段高まっているのではないか、という手ごたえを感じています。そのためにも、今は全力で技術的支援にあたり、後方からの援護射撃に徹したいと思います。
動画の閲覧はスマホでもOK。この手軽さもyoutubeの魅力ですね。
(投稿者:ちゅん)