Youtube Liveにパスワードを付ける方法

ども。
明日は卒業式ライブ配信第2弾、すでに緊張している担当ちゅんです。

当町教委が卒業式のライブ配信にチャレンジしていることは、関係者の間では一気に知れ渡っているようです。前回のライブ配信以降、我々のところにも道内の様々な教委(学校)から技術的なお問合せを頂きました。ともに「こんなときだからこそ!」と立ち上がった同志であり、心からの敬意を表したいと思います。

そんなお問合せの中で多いのは「どうやって動画にパスワードをかけたのですか?」という点です。Youtubeで特定の方向けに配信するには「限定公開」という公開方法を選べばいいのですが、この場合だと動画を閲覧する方にその配信ページのURLを周知する必要があります。
周知する際に電子メールが利用できるのであればURLをそのまま張り付けてもいいのですが、連絡網など口頭で周知するのはなかなか厳しいものがあります。URLをブラウザに手入力することも可能ではありますが、入力間違いでせっかくの配信が見られないなんて残念過ぎます。

そういう状況になることがあらかじめ予想されましたので、当町ではYoutube Liveの配信先ページにジャンプするためのHTMLを作成して対応しました(文末画像のとおり)。このHTMLを学校ホームページ等のWebサーバにアップしておき、動画配信先としてトップページ等からリンクしてもらえれば、面倒なYoutubeへの誘導が一瞬で終わります。
肝心のパスワードはジャンプHTMLに対してベーシック認証(これはホームページの管理者にご相談を)をかけることで、IDとパスワードを持っている人しか開くことのできないページにしました。決して難しいことはしていませんが、ポイントは「IDもパスワードも口頭で伝えやすいもの」にするということでしょうか。

セキュリティ対策というと、つい必要以上に強固なものにしてしまいがちですが、私はケースバイケースだと思っています。セキュリティを高めれば高めるほど利便性は低下していきます。今回のケースでは、「特定の方だけが見られること」と「パスワードを間違わずに伝えられる(入力できる)こと」とのバランスをとるという話になります。
ですから、例えばパスワードを卒業式に関係のありそうなフレーズにしておけば、分かりやすいし間違いが少ないかなと。そういうちょっとしたことにも気をつけることが成功への近道だと思います。同志のみなさん、頑張りましょう!

HTMLこんな感じでHTMLを作るとジャンプします

(投稿者:ちゅん)


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