ICT-BCP策定セミナー in 大阪

ども。
最近「GIGA」という言葉が怖い担当ちゅんです。

実は先週、大阪に出張しておりました。用務はJ-LIS様が主催する「ICT-BCP策定セミナー」での事例発表です。
昨年夏にも東京で事例発表を行いましたが、どうやらその際の参加者事後アンケートが好評だったようで「それならば大阪会場でも」となったようです。誠に恐縮至極ですが、個人的には本当に貴重な経験をさせていただきました。

内容として参加されている方に響いている(と勝手に思っている)のは、やはり一昨年発生した北海道胆振東部地震の際の「ブラックアウト」での実体験ではないかと思います。当町ではICT-BCPの初動版を運用しており、あのときも事前に整理していた計画のとおり動いていたのですが、BCPでは想定しきれなかったことが実際にどのくらい起きたのか、その対応のためにどのように動いたのか、そして事後どのように改善を図ろうとしているのかなどを説明させてもらいました。

参加者の方々は関西方面の都道府県、市役所の方がほとんどで、私のような小規模な町の参加者は皆無であり、「はたして私の事例を聞いて何か参考になることがあるのだろうか」と不安な気持ちでおりました。
しかし、講演が終了して会場を後にしようとすると、参加者の方が次々と「参考になりました」「響きました」と感想を伝えに来てくれまして、中には「情報交換したいので、後日メールしてもいいですか?」とおっしゃる方もいて、本当にうれしく思いました。

それだけではありません。なんと「いつもブログを見ています!大ファンです!」という方がおられ、私が「“ちゅん”という名前で書いています」と伝えると「ええ~!やっぱり!実際にお会いできるとは思いませんでした。握手してください!」と。普段はなじみのない関西で、実は「アウェーだな・・・」と思っていましたが、こんな感動的なことってあるのですね。その方と挨拶し終わって、会場から出た後、少しだけ涙が出ました。
コツコツとブログを書いてきて、もしかしたら最大のご褒美だったかもしれません。

肝心のICT-BCPですが、偉そうに壇上から事例発表したものの、やはり日常の業務の中でバージョンアップしていく作業はなかなか大変で思ったように進みません。ですが、こうした出来事によってモチベーションが上がり、また頑張ろうと思えます。今回の事例発表で、最も勇気づけられたのは実は私自身なのかもしれないと思い、北海道に戻りました。

会場
近くに見えてけっこう遠かった会場。都会ですね!

(投稿者:ちゅん)


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