ども。
寒い日が続いておりますが、体調はいかがでしょうか。担当ちゅんです。
当町ではすでに対策が終了しているのであまり話題にしてきませんでしたが、Windows 7のサポートが完全に終了するXデー「2020年1月14日」まで、あと1ヶ月少々となりました。XPが終了したときと比べ、さほど大きな話題にはなっていないように感じます。要因として2つくらい思い浮かびますが、1つにはここ数年、PCはそれほど大幅なスペック向上が図られていない(つまりWindows 7世代のPCでも最新OSが動く可能性が高い)こと、もう1つは期間限定ではありましたが、マイクロソフト社がキャンペーンでWindows 10への無償アップグレードを実施していたこと。買い替えが不要となるケースが多かったこともあって、それほどの問題になっていないのかな~と、個人的には思っています。
ですが、そうした時代の波に乗れなかった、かわいそうなPCもあります。私の手元にあるPCは、一時代を築いた「ネットブック」と呼ばれる小型PC。携帯性がウリで話題になりましたが、タブレットの台頭とともにあっという間に市場から消えちゃいました。ですが、例えばプレゼンなどで出先に持ち歩くためのPCとして重宝しますし、イーサネットを搭載しているのでネットワーク保守用PCとしても使えそうです。しかし、残念なのはWindows 7であること。今回、これをどうにかWindows 10に入れ替えて使い続けられないか、実験も兼ねて作業しました。
少しでも動作する可能性を見出すため、OSは32ビットを選択。SSDを投入し、メモリも4GBに増設して臨んだのですが、BIOSから先に進みません。調べてみるとそのネットブックに搭載されていたCPU「Atom」のサポートできるメモリは2GBまで。これが最後まで足を引っ張りました。仕方が無いので2GBのままインストールを開始しますが、SSDを使っているとは思えないほどの遅さ。ようやくインストールが完了しましたが、今度は初回起動時のようこそ(OOBE)から先に進んでいけません・・・。隣席のおーるど氏が「無理じゃないっすか?」と冷やかしてくる中、それでもなんとかデスクトップ画面までは進めましたが、ここでギブアップ。OSを起動するのに精いっぱいで、そこから何かをしようという気が起きませんでした。
せめてCPUが第1世代でもいいからCore i3だったら、せめてメモリを4GBにできれば、など「たられば」が口を突いて出ますが、仕方がありません。Windows 7ならば辛うじて利用できるPCですので、インターネットに接続せずに用途を限定して使うか、もしくはLinuxなどのOSを入れて使うか。・・・まあ、そこまでしてネットブックを使うくらいなら、やはり「買い替えろ」という話なのでしょうね。小型でかわいらしく、何とか第二の人生(機生?)を送らせてあげたかったのですが、これは手の打ちようがないかもしれません。使い道、ないのかな。
この筐体、どこかで見たような気がする同業者が多そうです・・・。
(投稿者:ちゅん)