Windows10 FUアップデート その後

ども。
最近は保守案件に追われ防戦一方の担当ちゅんです。

7月5日に投稿した「Windows10 FUアップデート開始」という記事があるのですが、これが思わぬ形で大反響となり、ブログの力を改めて認識したしだいです(中には「こんなところでも紹介されているの!?」的なものも・・・ありがたいです)。それだけニーズの高い話題だったということなのだろうと思いますが、やっぱりどうしたらいいか悩んでいらっしゃる同業者様が多いということです。

さて、その際に「結果はまたブログでご報告」としていた内容です。資産管理ソフトの「空海」を使って「サイレント・オートメーション・ノーリブート」でFUアップデートを行う作戦は、結果として大成功でした。
アップデート対象294台のうち262台のPCがアップデートに成功、成功率は89%でした。しつこいようですが、サイレント・オートメーションですから、我々情報部門の職員は一切手を触れることなく、ここまでの台数がアップデートできてしまいました。正直に言って想定以上の結果で、とても喜んでいます。アップデートに失敗した端末については個別フォローが必要ですが、30台くらい何のことはありません。

職員に対しては「1ヶ月かけて順次Windowsの大型アップデートを行う」と周知をしておき、「もしアップデートがかかったら次回の起動時に20~30分程度パソコンが利用できません」と協力を依頼しました。この間、数件ですが「パソコンが起動しないんですけど」という問い合わせはありましたが、いつもならば絶望してしまうような問い合わせも、今回ばかりはガッツポーズ。「それはアップデートが正常に行われた動きですので、しばらくお待ちください」と笑顔で対応です。パソコンが使えなくなる時間を理解いただけた職員にも感謝です。

ここで同業者様へワンポイント。「空海」のスクリプトでは初期値で「5分の待機時間が経過すると実行が完了」という動きをします。今回、この待機時間については試行錯誤の結果、我が社では「/Time:10800」というオプション値を設定して対応しました。つまり、サーバからFUアップデートを配信し始めて実行が完了するまでの時間を「3時間」に設定したということです。このくらい余裕をもった時間設定をしなければスクリプトが途中で止まってしまいました。その他にもポイントはありますが、興味がございましたらご連絡ください。FU対応は難しい課題ですが、力を合わせて一緒に乗り切りましょう!

完了ログ壮観なログです。Timeオプションのことなど、「空海」製品サポート様には本当に感謝です!

(投稿者:ちゅん)


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コメント

  1. お米の国のSE のコメント:

    空海はランニングもお高いと聞くので、躊躇していますね…
    たまに届くDM眺めるといろいろ出来るようなので、いいなあとは思います。

    • ちゅん のコメント:

      お米の国のSE 様

      コメント頂きましてありがとうございます。
      「空海」に関していえば、普通に職員1人分の人件費以上の仕事をすると思います。
      特にリモート操作が便利で、ちょっとした対応だと自席から保守できるので助かっています!

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