結果として「いつもの」案件

ども。
大雪です。もう雪は勘弁してほしい担当ちゅんです。

そんな中、本日も外勤。すっかり恒例となってしまいましたが、定期的に発生する「学校のパソコン室の保守」です。今回はいつもの故障案件ではなく、これから始まる「プログラミング授業」のため必要となるソフトウェアの導入作業。情報セキュリティ上、こうした作業も基本的には管理者である我々が(正式には教育委員会が)行わなければなりません。

現場に到着して急ぎソフトのインストール準備。生徒用のPCは不特定多数が利用するため、環境復元ソフトが導入されています。いくら設定などをいじっても再起動すると元に戻るという便利な機能ですが、これが動いているとせっかくソフトを入れても消えてしまいますので、まずは機能を停止させるところから始まります。

対象のPCは40台。一斉に電源をオンにして環境復元の停止処理を実行。しかし、ここでトラブル。40台のうち5台のPCが処理に反応しません。それどころではなく、実機を確認してみると「起動しない」と書かれた紙が貼られています。なるほど、そういうことですね。「今回はいつもの故障案件ではなく」なんて書きましたが、ふたを開けてみると結局「いつもの」がセットになっていただけでした。

そこからは忍耐、忍耐、そして忍耐。ひたすらシステムのイメージから復元し、設定を行います。中にはHDDそのものが故障してしまっているものもあり、急遽ディスクを交換してまた復元。こういうケースで一番頑張っているのはオペを受けているマシンそのものなのですが、その様子をただ黙って見守っているだけの仕事というのも精神的に疲れるものです。結局、順調ならば1時間足らずで終了するはずの仕事が半日かかっても終わらず、残りの作業は明日に持ち越しとなってしまいました。やはり、現場では何が起きるかわかりませんね。

PC室
まるで時が止まっているかのようなパソコン室

(投稿者:ちゅん)


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