ども。
睡眠時にネックウォーマーを着用しだしたところ、今期は肩こり・腰痛が全く発生していない担当ちゅんです。
そのようにめっきりと寒くなりましたが、本日も外勤です。先日から設定に悪戦苦闘しておりました無線通信機器を現場の業者さんに引き継ぐため、熊石地域に赴きました。
結局のところ、現段階で設定は未完了の状態となってしまいましたが、現場の作業工程に合わせて取り付けをしてもらうことが最優先。あとは実際に現地で、本番環境で調整して仕上げることになりそうです。
現場では電気工事の代理人さんと会話をしながら、機器の取り付け位置や仕様などを説明。「〇〇という建物が基地局なので、おおよそアンテナはそちらの方向に向けてください」など説明をしたのですが、代理人さんの表情は優れません。どの程度伝わったのかちょっと不安。
それもそのはず、今回の建物に入っている工事業者さんは、おそらく「強電」を専門にされているのでしょう。電気工事には強電と弱電という区分けがあり、簡単にいえば強電とはコンセントに来ている電気のこと。我々のような情報システム分野でお世話になるのはほとんどが「弱電」です。まして、そこに「無線通信」という概念が加わるとお手上げになってしまうのも致し方がないところ。
仕方がないので、なるべく専門用語は使わずに説明。「この線を(LANケーブル)、頭を付けずに(RJ45コネクタ)、このへんの外壁から室内に入線させて、この箱(通信設備用BOX)に入れておいてください。この白いの(AP)は適当な場所(だいたいの場所を指さす)にネジで取り付けておくだけで大丈夫です」といった要領。加えて「この箱の中にはコンセントを用意してください」と。この部分だけが妙にクリアに伝わったような気がしましたが、なんとかなる・・・でしょう。
我々の本番は、すべての工事が完了して建物に電力が通った後。越年案件とはなってしまいますが、基地局に向けてアンテナ角度を微調整し、ネットワーク設定を行い、最終的には建物内でWi-Fiを利用できるようにすることがミッションです。引き続き、気を緩めずに対応していきたいと思います。
見るからに弱電設備などなさそうな現場です
(投稿者:ちゅん)