ついに熱暴走

ども。
このところの気候のせいか、持病の腰痛が治ってしまった担当ちゅんです。

それにしても暑いです。道外の方からすれば「何を言ってるんだ」と思われるかもしれませんが、北海道の人間として30℃という気温はちょっと驚きます。もともと「寒い」を前提にした生活があり、家はしっかりと断熱されていますし、窓ガラスも二重になってます。立派な暖房器具はあってもクーラーは無いといったご家庭も多く、生活の面ではむしろ暑いという状況もあるように思います。

そんな状況に悲鳴を上げるのは人間だけではありません。先日も屋外カメラ用のPoEインジェクタが停止してしまうことを記事にしましたが、今回はいよいよ業務用パソコンが停止です。
とある部署から「順調に使えていたデスクトップパソコンの電源が突然切れてしまって再起動もできない」と連絡を受けました。臨席の相棒は「どうしましょう、何が原因でしょうか」と電話口で困っている様子でしたが、私にはなんとなくピンときました。

相棒は早速出かける準備を始めましたので、答えは言わないままにして様子を見ていました。ほどなくして1台のパソコンを手に職場に戻り「やっぱりダメです。強制終了もしてみたんですが、起動しないみたいです」とのこと。
ここで私の予想がどうだったのか答え合わせです。まず筐体の蓋を外して内部の基盤をチェック。コンデンサ破裂など外観上の異常がないことを確認し、メモリモジュールの取り外し。再びメモリを取り付けて通電テストをします。すると、パソコンは元気よく起動してくれました。

ここで私から「これ、熱暴走だよ」と。相棒は驚いた様子で「いまどき熱暴走って珍しくないですか?」と言っていましたが、利用状況を思い出しながら納得した様子。このパソコン、横置きの状態で2台を重ねて使われていました。下の段になってしまったパソコンはCPUファンの排気口が完全にふさがれた状態となり、外気温+排熱のダブルパンチ。熱せられた空気を再び吸い込んでさらに熱せられるという悪循環に陥り、結果として止まってしまったということが原因のようです。
ここで、冒頭の書き出しの話に戻りますが、こういう使い方も、本来の北海道の気候であれば問題ないはずなのです。このところの暑さにより、支障を来す例が増えています。熱中症など人間の健康も不安ですが、担当としては情報機器の健康も不安に感じているのでした。

パソコンの内部
こんな立派なFANがついているってことは、それなりに発熱もあるということですよね。

(投稿者:ちゅん)


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