ども。
普段はサッカーより野球派ですが、ワールドカップは別だと思っている担当ちゅんです。
そんな時期だからでしょうか。最近「夜にテレビを見ていたら急に映らなくなってがっかり」そんな話を耳にします。また、本日は「町民の方からの問い合わせで、テレビの映りが悪いとのことだけど、どう対応したらよいか。」といった職員からの連絡もありました。
映って当たり前のテレビが急に映らなくなると困りますよね。実際に私も自宅で、数分間テレビが映らなくなったことがあって、右往左往してしまいました。
そこで、本日はテレビ放送の受信障害に関するお問い合わせを受け付けている「北海道総合通信局」さんに電話してみました。単刀直入に「町民の方からテレビの受信強度についてお問い合わせが多数寄せられていますが、現在類似の連絡は寄せられていませんか?」と聞いてみると「総合通信局として各テレビ局の送信設備に不具合が生じているとの連絡は受けていません」とのこと。それとあわせて「気象条件などによって電波の状況は変動するものです」とのことでした。
次に、地元のテレビ局である「HNK函館放送局」さんに電話。すると「放送局の設備に異常はありません」と前置きがあったうえで「ただ、室蘭の設備から電波を送信している八雲地域は『フェージング現象』により強度が不安定になっていることを把握しています」とのこと。
やはり、この時期特有の「フェージング現象」が発生中のようです。フェージング現象とは何ぞやという点を解説しだすと長くなりますし、そもそも私のような「にわか」が詳細な解説は困難ですので、もし興味がおありの方は次のサイトからご確認いただけます。
総務省|関東総合通信局:電波の異常伝搬によるテレビの受信障害
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/bc/shogai/izyou/
上記リンク先にもありますとおり、今回のフェージング現象を含めた電波の異常伝搬に対しては「自然現象によるものですので、これといった対策の方法はありません」が答えとされています。八雲町内では特に夏場のこの時期に発生することが多く、傾向としては日中よりも夜~日の出頃が特に悪いようです。
せっかく楽しみにされていたテレビ番組が見られず、特にこの時期はサッカーワールドカップなどで深夜帯にテレビをご覧いただく機会も多いなかで大変残念ですが、やはり「自然には勝てない」ということでご理解いただくしかないようです。
裏技的には「ワンセグ」を受信してしのぐという手もありそうですが
(投稿者:ちゅん)