ども。
日に日に減っていく積雪に、春の訪れを感じている担当ちゅんです。
我々の業界では「デモ」という概念が存在します。カタログ上の性能だけでは判断がつかない場合などに一定期間商品をお借りして、実際に動きなどを検証させていただくものです。全ての商品で可能というわけではないのですが、迷った場合にはダメ元で相談してみるということはしばしばあります。
先日、とあるメーカーさんが新商品のHUBを紹介されておりました。我々が通常使っているHUBと同程度の性能であるにも関わらず小型かつ安価で、しかもHUBに関して重要なポイントであると個人的に感じている「マグネット付き」。さらに本体には5年間の無償保証がついているという、文句のつけようがないスペックでした。
極めつけは「よろしければデモ機をお送りいたしますので、ご検証いただければ」とのこと。すっかり気をよくして「よろしくお願いします」となりました。
さて、そんなやり取りを若干忘れかけていた頃、職場に現物が届きました。デモの期間は1週間なので、その間に検証をお願いしたいとのこと。
ここで私はふと気がつきます。「ところでHUBの検証ってどういうことをするんでしょうね」と。
HUBですから、普通に使えて当たり前。速度も・・・、とりあえず「1000-T」となっているだけで十分です。正直、一番知りたいのは耐久性や安定性だったりするのですが、それを1週間で検証するのは不可能。困ってしまいました。
ひとまず箱から取り出して、大きさを確認。こだわりポイントのマグネットが付属していることを確認して、箱に戻しました。わざわざ送って頂きありがたかったですが、自分にはHUBの検証など無理だなと悟るとともに、メーカーさんに何て言おうかなと。とりあえず「いい商品だと思います」としか言いようがないなと思います。
この色でピンときたら、なかなかの通だと思います。
(投稿者:ちゅん)