サブスクリプション

業務用パソコンの入替作業の最中、とある部署で二名しか使用していないソフトウェアをインストールすることになりました。
そのソフトウェアは「図面」を描くためのソフトウェアでした。

旧来のイメージでいきますと、パソコンにソフトウェアをインストールするとなれば、何らかの媒体(FD・CD・DVD・USBメモリ)を用意して行うのが大半でありました。
今回のソフトウェアは、インターネットを利用して、インストールファイルをダウンロードすることから始まるものでした。

まずは、ソフトウェアの会社のホームページへ。そして、会員専用サイトにアクセスしログイン。メニューから利用できるソフトウェアのインストールファイルをダウンロードして、パソコン自体にソフトウェアをインストールすることで作業は終了となります。

使用者の方から、ソフトウェアの名称やシリアル番号などが記載された「ライセンス証書」を受け取り、作業を開始しようと思い記載内容を確認していますと、証書の他にもう一枚、ファイルに用紙が入っていました。その表題には「サブスクリプション」との記載がありました。

聞いたことがない言葉でしたので、調べてみることにしました。
ソフトウェアの利用方法の名称であるとのことで、買い取りによる権利の取得方法ではなく、一定の期間使用する権利を取得する方法とのことでした。
その証拠に、用紙には「契約情報」の欄があり「開始日と終了日」の記載がありました。

メニューを見ますと、権利を取得したソフトウェアは2016年式であるのに、2017年式と2018年式の選択肢も表示されていました。
今回の契約(権利)は、契約期間のうちにソフトウェアがバージョンアップした際には、その時の「最新版」のソフトウェアが使用できる契約でした。契約期間内に常に最新版のソフトウェアバージョンを使用できる権利。素晴らしいですね。新しい版が出る度にソフトウェアを買わなくても良いのです!

使用者の方に確認し、最新版を導入することに。
インストールが無事に終わり、動作を確認してもらいます。問題無いとのことで一安心。

「このようなソフトウェアの買い方もあるのだな」と、新たな知識を習得した出来事でした。

CADソフトウェアを操作するイメージ写真
常に最新版の版を使用できる点が良いですね!

(投稿者:ふろんと)


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