クイック実行とMSI

ども。
休暇を取得する理由が「病院受診」ばかりの担当ちゅんです。おっさんです。

本日は大変困った案件にぶつかってしまったので、そのご報告です。例によって同業者向け及び「本物のSE」ご降臨待ち案件でございます。

現在、当室では業務用パソコン入れ替えの真っ最中です。今回調達したパソコンのOfficeはボリュームライセンス版(VL)のStandard 2016なのですが、とある部署ではこの環境にパッケージ版のAccess 2016を追加でインストールする必要がありました。最初からProfessionalを調達すればよい話かもしれませんが、Accessを使う部署は限られるので必要に応じて追加したほうがコストの面で有利という判断をしています。

しかし、困ったことに最近のOfficeは仕様に変更があったようで、上記の組み合わせでインストールを実行しようとすると「問題が見つかりました。」というエラーメッセージが出て、インストールできないようなのです。
焦って調べてみると、どうやらOfficeのインストールには「クイック実行インストーラー」というものと「Windows インストーラー」というものの2種類があるようで、この2種類の形式を同一のパソコン内で同居させることはできない、という訳のわからないトラブルです。

(参考リンク)
Office サポート:
同一コンピューターでクイック実行および Windows インストーラーを使ってインストールされた Office はサポートされない

今回のケースでは、VL版のOfficeはWindows インストーラー形式で提供され、パッケージ版のAccessはクイック実行インストーラーで提供されていること、さらには双方ともバージョンは2016であったことなど複数の要因が重なってしまったようです。
で、どうすればこの問題を解決できるのか、色々と調べてみましたがこれといって解決方法はないようです。上記リンク先にある対処方法では、

Windows インストーラーバージョンの Office を削除します。

と、さらっと書いています。「それをしてしまうとAccess以外のソフトが利用できなくなるんじゃないですか?」という質問をしたら負けであるというのは理解していますが、相変わらず斜め上の対処方法には閉口してしまいます。
さて、どうしたものでしょうか。本物のSEの方の降臨をお待ちしております。

問題が見つかりました。
本物のSEというより、メーカーサポートの方にご降臨いただきたいくらいです。

(投稿者:ちゅん)


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