DSLが不調になる

現在のブロードバンド回線といえば「光回線」が一般的になりました。
ではありますが、街全体に光回線があるという訳ではなく、他の回線であったり、回線自体がないところもあります。

昨日、とある町の施設の担当者から電話がありました。内容は、業務システムに接続できず、本庁舎にあるファイルサーバーに保管しているファイルを開く際に非常に時間がかかるというものでした。以前より不具合はあったのですが、その度合いが大きくなり、たまらず電話をかけたそうです。
ということで、上司ちゅん氏と現場へ向かいました。

現場に到着し、パソコンで動作を確認します。電話の内容の通りでありました。
ファイルサーバーへPINGをとってみます。すると、通信が途切れ途切れになっていました。数回PINGが取れたかと思えばタイムアウトし、また取り始める。不安定であります。
モデムの不調を疑い、持参した予備機と交換。若干、症状は改善されたようですが、まだ途切れが起きています。施設内の回線を確認し、異常は無かったため、施設外の回線の異常を疑い、回線会社のコールセンターへ電話をすることになりました。

電話をし、内容を話します。局舎側から調査をしてもらうと異常はなく、ある程度の通信速度が出ている状態であるとのことでしたので、施設の方には様子を見てもらうこととして、現場を後にしました。

そして本日。施設の方から再び電話がありました。昨日と同じ状態で仕事にならないとのことでした。
電話を終え、再び回線会社のコールセンターへ電話をしました。故障修理の依頼をし、施設で修理作業に立ち会うことを伝え、電話を終えました。その後、施設への到着時間の連絡があり、それに合わせて、現場へ向かいました。

保守会社の方が到着し、機器が設置してある端子盤を開け、作業を行いました。作業が終わり再びファイルサーバーへPINGをとりますと、昨日とは比べ物にならない値が出ています。数分間行いましたが、途切れることはありませんでした。施設と局舎を結んでいる回線の線に不具合があったもようです。
実際にパソコンで動作を確認。業務システムも正常に動作し、ファイルサーバーへのアクセスもスムーズになりました。良かった。良かった・・・。

「また以前のように元気に安定稼働して欲しい!」と願った出来事でした。

端子版の中の機器の写真
施設と局舎を結んでいる線の出発点。ここから6km先に局舎があるそうです。

(投稿者:ふろんと)


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