コンセントのプラグが・・・。

職員の方が「テーブルタップはありませんか?」と執務室にやって来ました。詳しく話を聞こうとしたところ、職員の方は、持っていたテーブルタップのプラグの部分を自分に差し出しました。見ますと、プラグの本体がとけており、変色していました。

話を聞きますと、施設の利用者の方がテーブルタップで「炊飯器と電気ポット」を「同時に」使用してしまったとのことでした。
炊飯器は最大1,300ワット。電気ポットは最大1,000ワット。合わせて最大2,300ワットが使用されることになります。
テーブルタップには、最大1,500ワットと表示がありましたので、800ワットの超過が推測されます。その状態では、テーブルタップの一部に異常をきたしてもおかしい話ではありません。「火災」にならなかったことは、「運が良かった」としか言いようがありません。

別のテーブルタップを「宝箱」を開け、探していますと、上司ちゅん氏に声をかけられました。
「プラグだけ交換すればいいっしょ!」
あらためて、テーブルタップ全体を見ますと、異常があるのは「プラグの部分のみ」でありましたので、上司ちゅん氏からのアドバイスの通り、プラグ部分を交換することにしました。
「宝箱」の中からプラグ部分の部品を探します。ありました、プラグが。困ったときは「宝箱」です!

プラグ部分をコードから切断します。そして、二本セットになっているコードを裂いて別々にします。次に、被膜のビニールむき、電線を出し、プラグの中のネジ部分に巻きつけ、ネジを締めます。最後にプラグのフタをネジで締めて修理完了です。
プラグ内でショートの危険が無いかの確認のため、プラグにテスターをかけます。無事に安全が確認できました。良かった、良かった。

電気器具をテーブルタップに接続する場合には、使用電力を確認して接続しなければならないと、あらためて考えた出来事でした。

とけたテーブルタップのプラグ部分の写真
形が変わってしまったテーブルタップのプラグ

(投稿者:ふろんと)


カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です