セル結合の不具合

ども。
1年おきくらいの頻度でタブレットが欲しくなる担当ちゅんです。

先日から「Wordで表のセル結合したら、そのセルに文字が入力できなくなった」という問い合わせが頻発していました。
はじめは「Wordのファイルが壊れたのだろうか」と思い、実際にそのファイルを確認したりしてアレコレ調べてみたのですが、どうやらそうではない模様。なぜなら、新しいドキュメントを開いて表だけを挿入して結合しても、同じ状況になるのです。

これ、たぶんソフトウェア側の問題ですよね・・・。そこで、ネットで検索。すると、すぐに下記のようなページを見つけました。

Office Support Team Blog JAPAN
Word 2016 の更新プログラム適用後に表内の文字列が表示されない
https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2017/09/08/iissues-with-merged-table-cells-after-applying-word-patch/

まさしくこれです!内容を読んでみると、どうやら2017年8月に公開されたWord 2016 の更新プログラム【KB3213656】と、2017年9月の【KB4011039】が悪さをするようで、これを適用すると「結合されたセルを含む表内に入力された文字列が表示されません」とのこと。なんじゃそりゃ。しかも新たに作るファイルだけではなく、既に作成済みのドキュメントも影響を受けるとか、本当にご勘弁いただきたい状況です。

多くの職員から「どうなってるんだ」とお叱りを受ける中、「メーカーが修正プログラムを出すまで我慢してほしい」と説明を続けてきましたが、ついに(ようやく)10月3日の更新プログラム配信にて修正プログラムが公開されました。
さっそくテスト環境に導入して動作を確認してみましたが、不具合は解消しておりました。当町では教育系のPCにRDSのシンクライアントを導入しているため、このサーバの緊急アップデートを実施するスケジュールを組み、今晩作業の予定となっています。

なんでしょう、最近はソフトウェアのアップデートに泣かされることが多すぎやしないでしょうか。しっかりとセキュリティを確保していくためには必要なことと十分理解しながらも、最終的に不具合が発生した場合は全て現場の担当者が汗をかかなければいけないという構図。ピラミッドの底辺である「にわかSE」はつらいです。

Word不具合
こんな感じで、文字を入力できなくなっていました。

(投稿者:ちゅん)


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