アップデートに泣かされる

ども。
腰痛の具合がちょっと思わしくない担当ちゅんです。

昨日から、定例の窓アップデートが来ています。内容については割愛しますが、今回もいつもどおり脆弱性への対応のため緊急・重要とされているアップデートがてんこ盛りです。

我々のような仕事をしている人間からすれば、脆弱性が解消されることは(そもそもなぜこんなにも脆弱性があるのかという話はおいといて)喜ばしいことではあります。ただ、いただけないのはその「作法」です。窓Server Update Service(WSUS)を立てている環境であればまだマシですが、そうでない場合にはネットワークの帯域を見事に食いつぶしていきます。今回も複数の部署・職員から「インターネットが遅い」と苦情がありましたが、どうしようもありません。そろそろ真剣に対策しなければマズい状況になりつつあります。

また、問題はネットワークだけではありません。最近の窓アップデートにはそれなりにマシンパワーを使うようで、低スペックな業務用PCだとCPU利用率が容赦なく100%に。こうなるとアップデート以外の処理は全て後回しにされ、これが終了するまでは一切の作業ができない状況になります。セキュリティのためとはいえ、利便性をほぼ壊滅させる行為は本当に本末転倒な話です。せめてアップデートの優先順位を下げて、システムがアクティブではないタイミングを見計らって動作するとか、そういう配慮はできないものなんでしょうか。

さらにさらに!本日も(残り少なくなりましたが)学校のウィルス対策ソフトの入れ替え作業を行っておりましたが、工程の中で予定されている数回のPC再起動の合間を縫うようにして「更新プログラムをインストールしています」で十数分の待ちが発生。脆弱性への対応なので仕方がないとはいえ、生産性が極めて低下するタスクをほぼ強制的で捻じ込んでくる「作法」には毎回泣かされます。世のインフラ系SEさんとは必ず共有できる話題とは思いますが、どうすれば解決できるのか、本当に悩ましいですよね。

※ちなみに、上記のネットワーク帯域問題について、当町が契約しているプロバイダさんに問い合わせを行ったところ「低速になっているのは八雲町役場だけではなく、北海道エリア全体が輻輳している」との回答が・・・。その理由は言わずもがな窓アップデート。どうしてこんな世の中になってしまったのか・・・。

この画面・・・
「今は無理です」「嫌です」という選択肢を考慮してくれません

(投稿者:ちゅん)


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