また本日も、調子を崩したパソコンが入院してきました。最近、調子を崩すパソコンが増えている気がします。
今回の案件は、復旧できない状態でしたので、代替用パソコンを準備することにしました。
今回、調子を崩したパソコンは、別庁舎で特別な任務に当たっているパソコンでありました。
代替用パソコンを準備するに当たり、まずは、インストールされているソフトウェアやプリンターを確認します。
プリンターについては、一般的なプリンターの他に、垂れ幕やポスターを作成するためにロール紙や大判の紙を印刷できるものがインストールされていました。また、機器を接続し、専用のソフトウェアを使用してラベルシールを印刷も行っていたようです。
次にソフトウェア。一般的な文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェア以外にも、数種類のソフトウェアがインストールされていました。その中には、写真を加工するものやデザインするソフトウェアもありました。
ソフトウェアをインストールするため、保管場所へ該当のソフトウェアのインストール媒体を取りに行き、該当のソフトウェアのパッケージを探しました。
発見しました。見た目、古そうな箱。なんとなくイヤな予感がしました。
「このソフトウェアは、準備したパソコンで動くのだろうか?」
今回用意したパソコンのOSは、Windows10でした。箱に記載された「必要なシステム構成」欄を確認します。そして衝撃を受けました。そこには「Windows98日本語版またはWindowsNT4.0、Windows2000日本語版」と記載されていました。
しかし、調子を崩したパソコンのOSはWindows7。ということで「もしかして、動くのでは?」と考えました。
祈りながら、インストール作業を開始します。
CDをセット。インストーラーをクリックします。するとインストールするソフトウェアの選択画面があらわれました。「よしよし。」該当のソフトウェアをクリックし、インストールを開始します。小窓があらわれ、青いバーの表示が左から右へ増えていきます。「よしよし。」そして、「インストールが終了しました」の表示があらわれました!正直、驚きです。
ここで、まだ安心はしません。この目で「動作」を確認するまでは・・・。なぜなら、以前にインストールが正常終了したにも関わらず、起動しなかった経験があるからです。
念の為、パソコンの「再起動」を行い、インストールしたソフトウェアのアイコンをダブルクリックします、祈りながら。
自分の祈りが通じたのか、無事にソフトウェアが起動し、使用することができました。良かった、良かった・・・。
「案外、古いソフトウェアでも動くものだな。」と、あらためて感じた出来事でした。
箱に「Windows2000対応」と大きく掲げられている時点で、かなりの年代物と思われます。
(投稿者:ふろんと)