機械も暑さには弱い

ども。
13日から15日まで、ふるさと熊石にてお祭りに参加し、足に相当なダメージを負った担当ちゅんです。
ちなみに、お祭りの様子は「熊石ブログ」に記事が書かれております。実は私も写真にちらっと写っています。

そんな状況ですので、今日はじっくりとデスクワークと思っていたのですが、そううまくはいきません。とある学校から「ネットワークが遅い。いつも遅いんだけど、今日はマックス遅い」という切実な一報がもたらされました。上位の回線にまつわるトラブルなので職場からのリモートはできず、現場に急行することとなりました。

学校に到着し、まずは状況を確認。あらかじめ、サーバ側にスループットを計測するためのソフトウェア(NetMi)を仕込んでおいたので、現場からこれに向かってパケットを送ってみます。すると、スループットは1Mbpsも出ていないようです。これで何が分かるかというと、単純にネットワークといっても、それがインターネットの話なのか、それともVPN空間(イントラ)の話なのかの切り分けができるのです。今回の場合、ローカルのサーバまでがすでに遅いので後者ということになりそうです。
NetMiは有名なフリーソフトで、スループットを計測したいときに便利です。Windows XPまでしか対応していないとされていますが、Windows Server 2012 R2でもちゃんと動きます。素晴らしい。

次に、そのサーバまでPINGを通してみますが、どうも安定しません。10本に1本くらいの頻度でタイムアウトしているようです。Tracertで経路を確認し、どの段階でおかしくなっているのか絞り込みます。どうやら、VPN接続するためのルータ間があやしいようです。
ここで保守業者さんに連絡。指示を受けながら、まずは学校側に設置しているVPNルータの電源を入り切りしてみますが、状況変わらず。次に業者さんが遠隔から拠点側に設置しているVPNルータの電源を入り切りしてみると「大変です!復帰しません!」と。
どうやら、もともとルータが不調だったところに、電源入り切りで「トドメ」をさしてしまったようです。

ただ、原因がわかってまずは一安心。今回のルータはレンタル品なので、業者さんがすぐに手配をして交換することになりました。今回、VPNルータを設置していた拠点は町内にある秘密の建物になるのですが、業者さんいわく、故障の原因は「熱暴走ではないでしょうか」と。
早速、その建物に侵入してみますが、第一声「暑っつ!!!」でした。まるでサウナのような気温の高さに、実機を見るまでもなく熱暴走であることを悟りました。
急ぎ、部屋の内部の温度を下げるべく手を打ちましたが、どうやらルータはご臨終のようです。
人間と同じように、機械も暑さには弱いのです。もともと、通信機器を設置するための部屋ではないので仕方がないといえばそれまでですが、せめて壊れる前に「暑いよ~!」とSOSを送ってくれれば助けてあげられたのに・・・と思います。

空調設備
一応、その部屋には立派な換気扇があるのですが、動作温度は「35度」に設定されていました。残念!

(投稿者:ちゅん)


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