ども。
自称「雨男」の担当ちゅんです。
先日、とある外勤先にて「あ、ちょうどいいところに!」と呼び止められました。話を伺うと「プリンタの設定がされていないPCがあるので、ちょっとお願いできないか?」とのこと。お安い御用です。
現場にて対象のプリンタを確認。どうやら、少し前まで別な部署でコピー機&ファックスとして利用されていた旧式の複合機のようです。見たところLANケーブルが刺さる場所は無いようでしたが、代わりにUSBの無線プリントサーバが取り付けられていました。
対象のPCをお借りしてPINGを通してみるとちゃんとプリントサーバまで通信できているようで一安心。プリンタドライバさえインストールすれば利用可能になるはずです。
現在、自治体では強靭な情報セキュリティ対策が実施され、インターネットから簡単にドライバをダウンロードできなくなっています。ですので、留守番となっていた隣席ふろんと氏に電話したうえで、職場のPCからドライバをダウンロードしてもらい、セキュリティチェック等所定の手続きを踏んだうえで外部に取り出し、対象PCがアクセス可能な共有フォルダに展開してもらうという手順を踏みます。なんともまどろっこしい手順ですが、全ては情報セキュリティを確保するために必要なことです。
5分、10分と時間が経過。ついにふろんと氏から「終わりましたよ~」と電話が来て、作業を再開。プリンタドライバを一端ローカルプリンタとしてインストールし、その後でStandard TCP/IP Portをつくり、IPアドレスを指定。プリントサーバで設定するときのお決まりの作業です。最後の仕上げで自信満々に「テストページの印刷」をクリックして、しばし待つ。待つ・・。待つ・・・と、ややしばらく待ってみたもののプリンタが動く気配は一向にありません。
ここまで順調だったのに、突然不穏な空気に。恐る恐るブラウザからIPでプリントサーバにアクセスしてみます。すると、どうやらデバイスとしてプリンタを認識できていないようです。なんてこった!
しかし、慌ててはいけません。まずはプリントサーバを再起動して様子を見るのが鉄則です。さらにプリントサーバの配線も含め再度設置状況を確認。ふと、プリンタ側に接続されているUSBケーブルのことが気になり、ちょっとだけ引っ張ってみます。すると、何の抵抗もなく「スポッ」と抜けました。何が起きたのかわからず、とりあえずプリンタの裏側に回ってコネクタを確認。
・・・後は文末の画像をご覧いただければと思います。思わず「そこじゃない!」と独り言をつぶやいてTHE ENDとなりました。ちなみに、今回の複合機にはUSBポートも搭載されておらず、そもそもプリンタ機能非搭載だったようです。それなら仕方がない?かなぁ。でもなぁ。
電話のモジュラーケーブルを差し込む場所ですよね
(投稿者:ちゅん)