Loughmoで情報ネットワーク構築支援

ども。
このところ打ち合わせが続き、デスクワークが捗らない担当ちゅんです。

そんな中ではありますが、昨日は八雲町の市街地にオープンした八雲コミュニティースペース「Loughmo(ら・ふも)」にて、情報ネットワークの構築を支援しておりました。「Loughmoって何?」という話にいては、観光情報ブログがきっと近日中に記事を書いてくれると信じています。

現場に赴いて、まずは光回線のONUの位置や電源などの状況をチェック。すでに工事は完了しており、インターネットは開通の状態となっておりました。今回の施設は「コミュニティースペース」という名前のとおり、不特定多数の方が集う場所とのこと。であるならば・・・、そうです!公衆無線LANは当然必須ですよね!
ということで、当室からの開業祝い(押し売り?)ではありませんが、急遽FreeSpot機器の設置を提案。結果「どこでもWi-Fi事業」準拠のFreeSpotを設置することになり、Loughmoを運営する地域おこし協力隊は大喜び、地域情報化の所管部署である我々も大喜びです。

となれば、あとは作業をするだけです。持ち込んだ機器に電源やLANケーブルを接続して、IPアドレスを設定。FreeSpotなのでセキュリティ関連の設定や管理用ESS-IDの設定と、いつもの手慣れた作業で、あっという間に完了・・・するはずでした。
持ち込んだPCでルータにアクセスして設定をしていると、なぜか途中でタイムアウトしてしまう謎の現象が発生。ルータを見ると電源がオフになってしまっています。再び電源を投入して作業を試みるものの、やはり途中でタイムアウト。おかしい。FreeSpotのルータが壊れているのかな?と不安な気持ちに。ふと外に目をやると、施設前に数人が集まってオープンセレモニー的なものが始まっています。もう時間がありません。汗が額を流れ落ちます。

・・・ふと、周囲にコーヒーの良い香りが漂ってきました。どうやら、業者さんがカフェスペース用のコーヒーメーカーの試運転をしているようです。コーヒーの香りって、本当に人の心を豊かにしますよね。焦ってもしょうがないと開き直り、本格的なドリップコーヒーの様子を眺めておりましたら、ドリップ開始のボタンが押された瞬間、ルータの電源が落ちていることに気がつきました。

もしかしてと思い、コーヒーメーカーの電源ケーブルを辿っていくと、私が設定している機器が接続されている延長ケーブルに三又が付けられ、そこから電源が取られていました。私はすぐに状況を理解。そして、業者さんに「すみませんが、その機械ってかなり電気使いますか?」と聞いてみると、一瞬にして業者さんの顔色が曇り、そして次の瞬間には業者さんも全てを悟られたようでした。
すぐに別な系統から電源を引き直す算段をつけ、迅速に全ての問題を解決。ほどなくオープンセレモニーが終わり、関係者が事務所に戻ってきましたが、我々はそれぞれの持ち場で何事も無かったかのように作業を終え、笑顔でオープンを祝いました。裏方さんには裏方さんのドラマはあるものですよね。

裏方作業の様子
自分の持ち場で粛々と作業を進めます

(投稿者:ちゅん)


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