ども。
ラン活の真っ最中、担当ちゅんです。ランドセル争奪戦、おっかないです。
八雲町では、固定無線アクセス方式(FWA)による高速ブロードバンドを公設民営にて運用中です。
八雲町:情報政策室>八雲町ブロードバンド計画>黒岩、山崎、野田生、東野でBBサービス開始
上記サイト掲載のとおり、サービスエリアは基本的に「黒岩」「山崎」「野田生」「東野」「わらび野」「桜野」となっているところですが、電波の届く範囲であれば利用が可能です。
そんなFWAですが、先日とある部署から「ダメもとで調査をお願いしたい」と依頼がありました。その場所は、八雲町の公共施設の中で最も高い位置にある「八雲町育成牧場(八雲町熱田)」。小高い山の上にあり、サイロの形をした展望台からは八雲市街地が一望できるビューポイントでもあります。
八雲市街地が一望できるということは、見通し上に遮るものが何もないということで、本来はエリア外ではありますが実験する価値はありそうだと判断。
早速、FWAの無線アンテナと電源ケーブルのドラムを抱えて隣席ふろんと氏とともに出発。現場に到着し、しばし眼前に広がる絶景を堪能。八雲町内に住んでいても、なかなか見る機会がない大パノラマにテンションが上がります。展望台には双眼鏡も用意されていて、天気のよい日にはぜひ足を運んでいただきたいオススメの場所です。
・・・それはさておき、実験ですよね。興味深そうにこちらに視線を送ってくる牛さんを横目に、FWAのアンテナを市街地の基地局方面に向けてみます。アンテナ本体の電波強度を示すインジケーターをにらみながら左右にゆっくりと振っていくと、微弱ながら電波を受信できているようです。しかし、少しでもずれると圏外に。仕方がありませんよね、基地局から距離が離れているので、手元で1度狂うと基地局側では数十メートルのずれになってしまいます。結果、当初電波を受信できると見込んでいた基地局では、強度が微弱で運用には堪えないと判断。
不審そうにこちらを見ている牛さんが気になりつつも粘り強く調査を続けていると、基地局とは関係のなさそうな方向で再び微弱な電波を受信。微調整を繰り返してみると、どうやら市街地の基地局よりも強度が若干強いようです。
ここでFWAのサービス事業者に電話。「今掴んでいる基地局はどこですか?」と聞いてみました。すると答えに驚き。「今掴んでいるのは山崎の基地局です」
なんと、育成牧場から見て市街地よりももっと先にある山崎地区の基地局と繋がっていたようです。しかし「それでも強度的にはギリギリで、安定はしないでしょう」との判断・・・。残念ながら、こちらも運用には堪えないとの判断となってしまいました。
帰り道、残念な結果に終わってしまってがっくりな2人でしたが、別な日に今度は別な方法で必ずやリベンジを果たすと「牛さんに」誓ったのでした(つづく)
本当に景色がよく、今度は休日に子どもと一緒に行きたいと思います。
(投稿者:ちゅん)