ども。
今までも「ブログ見てますよ」と声をかけられることがありましたが、最近特に頻度が高い担当ちゅんです。
このところ、ネットワーク分離の話題が続いたので、やはり同業者の方からすれば大注目だったのだろうと思っています。分離当初は右往左往しましたが、あれから半月が経過し、ようやく職場は落ち着きを取り戻しつつあります。ここには書けないような話も多く、もしご希望であれば直接電話等でご連絡いただければ、体験談などお話できることもあろうかと思います。
閑話休題。
ネットワーク分離ショックから間もない状況ではありますが、一息つく暇もなく、さっそく次なる対策「システムログイン時の2要素認証」の導入作業に取りかかりました。
これまでIDとパスワードでログイン認証を行ってきたものを1つ目の認証として考え、それとは別な方法でもう1種類認証方法を設けましょうというのが2要素認証です。当町では、指の情報(指紋+静脈)を使って認証を行う「生体認証」を導入することにしました。
指の情報は一人ひとりに違いがあり、これを事前に登録しておかなければ「鍵」として使うことができません。そんなわけで、先日から「指の登録作業」を始めました。
出先の部署には指の読み取りスキャナを持参のうえ出張読み取りを行い、庁舎内は私のデスクの前に「指読み取り所」を開設して、順次登録をお願いしています。
開始当初は、指の情報とはいえ身体の情報を預けることに職員のみなさんは抵抗を感じないかな?と不安もありましたが、昨今はスマホでも指の情報を使う時代です。さほど違和感なくご理解いただけているようです。登録に来る職員は「指が汚かったらどうしよう」「手汗をかいていて恥ずかしい」などドキドキですが、高性能なスキャナのおかげか、何の問題もなく登録は完了していきます。中には「ゲームセンターでメダルを預かるときにやったことがある」という職員もいたりして、仮設「読み取り所」でのひとときのコミュニケーションも楽しんでいます。
「はい、つぎの方~」と、まるで病院のような読み取り所です。
(投稿者:ちゅん)