ども。
合計4時間、しゃべりっぱなしで喉が枯れた担当ちゅんです。
情報セキュリティ「強靭間」のネットワーク分離を前に、ついに職員説明会の開催となりました。質疑応答を含めておよそ2時間の予定で、本日は午前に1枠、午後に1枠とダブルヘッダー。事業成功のカギはこの説明会にあるといっても過言ではなく、数日前から入念に準備を進めました。
普段利用しているパソコンの仕様が大幅に変わるということで、一番大変なのは職員の皆さんです。説明会は2枠とも大入満員となりました。
それにしても、情報セキュリティの強化を説明するというのは、本当につらいものがあります。説明会の資料には、次のような一文も。
『世間一般的な「セキュリティ」の考え方は、基本的に「利便性」と相反するものとされています。例をあげると、防犯のために家のドアにたくさんの鍵をかけた場合、外部からの不審者は侵入しづらくなりますが、同時に自分も家に入りづらくなってしまいます。情報セキュリティもこれと同様です。(中略)個人情報の流出といったインシデントはかなりのレベルで防ぐことが可能となりますが、一方で職員の立場からは使いづらいものになってしまいます。』
これまで、職場にICT機器を導入する目的は「利便性の向上」に主眼が置かれてきました。電卓で計算するより表計算ソフトの方が楽だし、FAXで文書を送るより電子メールの方が便利です。そういう意味で、新しいICT機器の導入は職場から「歓迎」されてきたものという印象があるのですが、今回の件はその逆です。「個人情報を守るため」という趣旨に関しては満場一致でご理解いただけるものの、それでもやはり不便になるという点は否めず。それだけ情報化社会が成熟していて、「そういう時代になった」ということなのですが、率直に、複雑な思いでした。
説明会はあと1回、金曜日にも予定しています。それが終わればついにXデーです。ブログタイトルどおり「にわかSEは大忙し!」の状態で、無事にこの難局を乗り切りたいと思います。
熊石会場の様子。説明会前の静寂のひととき。
(投稿者:ちゅん)