バックアップに悩む

ども。
私の予約した新リンゴは、10月下旬の出荷になるようです。担当ちゅんです。

さて、本日は少々技術的な話題。
ストレージ(ハードディスク)の容量ですが、今では「ギガ」ではなく「テラ」で計算するのが当たり前の時代になりました。キロ→メガ→ギガ→テラ。最近では、レストランで大盛のメニューが「メガ盛り」とか「ギガ盛り」などと表現されているのを見かけますが、そのうち「テラ盛り」の方がしっくりくる時代になるのではないかと思っています。

ところで、そういう時代に突入して、ストレージの利用者からすれば「いくら使っても枯渇することが無い」ほどの容量を得るのが容易になっていますが、管理者からすればそのストレージのバックアップには悩まされます。容量が増えれば増えるほどバックアップに時間を要し、極端にいえば一日中バックアップを動かしても全量をコピーしきれない事態も、過去に実際に起きています。個人的に、ここが落とし穴だと思っています。

この課題は、これまで色々な業者さんとも情報交換していますが、人によっては「ディスクの性能が低い(から高価な機器を使った方がいい)」という人もいれば、「高機能なバックアップソフトウェアで解決できる(から高価な・・・)」という人、そもそも「バックアップを前提にした容量のストレージを複数用意することが正解」という人もいたりして、ここのところは考え方が分かれるようです。結局、最終的に「バックアップされること」が目的になるので、その手法についてはどれを選んでも正解という話になるのでしょうが、比較的「コスト」につながるケースが多いような気がします。

長々と書いてきましたが、実は今、まさにこの課題で頭を悩ませています。私なりに現段階でたどり着いた答えらしきものは「ファイルサーバの割り当て(クォーター)を下げる」という後ろ向きなもので、そもそものデータ量を圧縮してはどうか、という単純なもの。これが実現できれば、最終的にはストレージをクラウドに上げることも夢ではなくなるかもしれません。
でも、利用者(職員)にはこれまで「PC本体(ローカル)にはファイルを一切保存せず、必要なものは全てファイルサーバに保存してください」とお願いしてきたものを、一転して「削除してください」とはなかなか言えないものです。その結果、ローカルにファイルがどっさり・・・という状況は、むしろ今よりも色々な面で後退してしまうような気も。まして、昔よりも安価に大容量が手に入る時代です。どうすれば利用者・管理者ともに幸せになれるのか、試行錯誤が続きそうです。

ROBOCOPY
内心「これじゃダメですか?」という気持ちも。

(投稿者:ちゅん)


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