ども。
色々と時間が足りていない担当ちゅんです。
昨日、ふろんと氏が投稿していた「無線LANが不通になる」には、本当に参ってしまいました。現場で作業をして新しいアクセスポイントから無線LANの電波を出しても、なぜかPCから接続しようとするとエラーになってしまう謎の症状でした。仕方がないので昨日はあきらめて、役場に帰庁。その後、不具合を起こしたアクセスポイントを起動させてみると、なんと役場では問題なく接続できるのです。こうなれば、問題の現場に何か妨害電波?のようなものが出ているとしか思えなくなってしまいました。
そして本日、「不通」が「普通」になることを祈りながら、今度は上司92氏を誘って再び現場へ。アクセスポイントの設定など基本的なところでミスがなかったか一通り確認してもらい、やはり「謎だな」と問題点を共有できたところで、まずは電波を2.4GHzではなく5GHzにしてはどうかという話になりました。結果、これは一時的に効果があったものの、すぐにまた不通になってしまい作戦失敗に終わりました。
次に「別な場所にアクセスポイントとパソコンをセットで持っていったらどうなるか」を試すことに。近くの施設を間借りして、接続テストを実行。すると、やはり昨日役場で起きたように、別な場所だときちんと接続できました。こうなると、やはり問題は現場にあるようです。
問題の現場に三度戻り、今度はにわかSE御用達の簡易的な電波測定ツールである「inSSIDer」を起動させ、周囲の電波状況をチェック。すると、事務所内の特定の場所に近づくにつれ電波が途切れ途切れになり、強度も低下するということを発見。その周辺を見渡して、何か不審なものはないかと探してみます。特にそれらしいものはないなと思ったのですが、上司92氏がレーザープリンターに取り付けてあった「無線プリントサーバ」を取り外した瞬間、電波が突然安定。・・・どうやら、原因はこれのようです。
つまり、無線プリントサーバが故障したことで、この機械からおかしな電波が出てしまい、周囲の電波を妨害してしまったということのようです。昨日「電波妨害ではないか」と疑った点が、偶然にも的中したかたちとなりましたが、たったひとつの小さな機械のせいで、事務所全体の無線LANが不調になるというのは恐ろしいことです。長年いろいろな現場を見てきましたが、今回のようなケースは初めてでした。電波というのは目に見えないから厄介です。やはり、粘り強く現場に通い、あれこれと問題点を探る地道な努力というものは、この仕事をしていく上では絶対に忘れてはいけないのだと再認識しました。ようやく安心して眠れます。
これが問題のプリントサーバです。これ1つで事務所全体に不具合が出ました。
(投稿者:ちゅん)