ども。
やはり今週は1日足りない感覚が抜けない担当ちゅんです。事実、足りないのですがね。
本日は、e-ネットキャラバン事務局からの派遣要請を受けて、e-ネット安心講座の講師として隣町「せたな町」の北檜山中学校にお邪魔しました。
e-ネットキャラバンは主に八雲町内で活動することを目的として講師の認定を受けているものですが、もともとの趣旨が地域を限定するものではなく、要請を受ければ最寄りの講師がそれを受け持つルールの中で行っています。そういう意味で、我々に声がかかったということです。
これまでも八雲町内で何度も行ってきた安心講座ではありましたが、さすがに他町の学校ということで、アウェー感は拭いきれず、柄にもなく緊張していました。でも、学校に到着すると、教員の方に温かく迎えていただき、また生徒さんからの爽やかな挨拶を受けて、すっかり緊張はほぐれました。
実は今回の講座、中学校は来週から夏休みに突入するということで、「夏休み中の過ごし方」の指導の一環として企画されたものなのだそうです。時代は変わりましたね。私が中学生の頃は「安全な海水浴の仕方」とか、そういう内容だったように記憶しています。
冒頭、定番ネタ?として「この中でスマートフォンを持っている方」と聞くと、予想よりも少なく4~5人の手しか上がりませんでした。次に「では、携帯式ゲーム機を持っている方」と聞くと、大半の方の手が上がり、どうやらインターネットと出会う場面はゲーム機であると認識。その後の話の中では、「インターネットを使っているという感覚ではなくても、知らず知らずのうちにインターネットを使っているかもしれませんよ」という前提にたって、「ネットいじめ」「ネット依存」など、注意しなければならないポイントごとに説明を行いました。それにしても、安心講座で利用するビデオは相変わらずおっかない内容で、会場の空気がどんよりとします・・・。
e-ネット安心講座で利用するテキストは全て事務局から提供され、講師に登録されると自由に使うことができるのですが、内容がかなり今風になってきていて、「スマホで写真を撮るときは位置情報に注意しましょう」とか、大人が聞いても「なるほど」と思える内容。これには教員の方も「むしろ大人に聞いてもらいたい内容」とおっしゃっていました。
e-ネットキャラバンの安心講座は無料で、開催を希望する2か月前までに事務局に申し込むかたちとなります。今度はぜひ「大人向け」を開催してもらいたいなと思いながら、帰路につきました。
テキストの表紙の機器も、やたら今風です。ガラケーは申し訳なさそうに隅っこです。
(投稿者:ちゅん)