ども。
年齢を重ねるうちに、大胆さが失われてきたような気がしている担当ちゅんです。
現在、数世代前の非力なPCを使って、USBメモリからLinuxをブートし、そこでゴニョゴニョする実験をしています。「オールドマシンの有効活用方法を探る」とでも言えば何となくカッコよく聞こえますが、ストレートに言えばオールドマシンの延命作戦です。
しかし、これを実現するにはいくつか乗り越えなければならない課題も。その中の一つが、そもそもの「USBメモリからのブート」です。
イマドキのPCであればUSB機器からのブートなどできて当たり前なんですが、そこはオールドマシンです。ただ普通にUSBメモリを挿した状態で起動してみると、案の定、元気にWindowsが起動してしまいました。あれこれ原因を探ったのですが、どうやらUSBメモリをBIOS上から認識していないようなので、BIOSの設定にあった「Legacy USB Support」をEnableに。すると、BIOSのブート項目にUSB HDDとして認識され、無事にUSBメモリからのブートが出来るようになりました。
おしまい。
・・・と、ハッピーエンドであればこんな記事にはなりません。問題はここからです。無事にUSBメモリからブートできるようになったのですが、今度は起動が遅すぎて使い物にならないレベルです。そもそも、「Legacy USB Support」という項目自体、例えばUSBマウスやキーボードをPS2と同様のレベル(レガシー)で認識させるためのものらしく、これでUSBメモリを認識しても、速度は期待できないという話なのでしょうか。
USBメモリからブートできないとなれば、そもそも実験の入り口段階で断念・・・となりかねません。こうなれば仕方がありません。禁断のBIOSアップデートです。これでもしかしたらUSBメモリを普通に認識するかも。起動時間がもう少し短くなるかも。淡い期待を胸に作業に取り掛かったのでした。しかし・・・。(長くなってきたので、次回に続きます)
これで一応認識するようにはなりました
(投稿者:ちゅん)