最短でrobocopy(下)

ども。
大事なことをメモしても、そのメモの存在自体を忘れてしまう担当ちゅんです。困ったものですね。

さて、本日は前回書いた記事の続きです。

八雲町情報政策室ブログ:最短でrobocopy(上)
http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/information_blog/details.php?bid=1562

時間の無い中ではありましたが、どうにかファイルのコピーを終える目処が立ちました。コピー終了後、旧サーバを起動させたままにしておくと職員が誤って利用してしまう恐れがあるため、タスクスケジューラにシャットダウンコマンドを仕込んで、朝方にサーバを止める段取りをしておきました。あわせて、職員には新サーバに接続できるショートカットを用意して準備万端です。
妙に順調に進みすぎていて、この時点で既に何だか嫌な予感はしていました。

翌日、多少のトラブルはありながらも概ね順調に稼動できていたと思った矢先、夕方ごろになって、急に「ネットワークに接続できなくなった」という問い合わせが続出してしまいます。
ここで重大なことを思い出しました。このファイルサーバ、実はDHCPサーバの役割を兼ねていたのです。これをシャットダウンしてしまったことで、クライアントはIPアドレスのリースをどこからも受けられずに、ネットワーク接続できなくなってしまいました。

これは大惨事です。すぐに対応を検討して、サーバではなくスイッチにDHCPを設定しようかと思ったのですが、肝心のDHCPスコープが分かりません。そもそも、それがわかったところで、別な機械でDHCPを払い出すとIPアドレスが重複する恐れも。サーバを再起動させればDHCPは復活するのですが、そうするとそこには古いデータが・・・。
こうなれば仕方がありません。停止させていたサーバを再起動させ、すぐにファイル共有を解除することに。手際よく作業を進めますが、もしこの間にファイルを利用されたら「ごめんなさい」です(今思えば、LANケーブルを抜いて作業すればよかったです)。

何とか作業を終えて一段落。無事にIPアドレスが払い出され、アドレスプールも確認できたので、改めてスイッチにDHCPを仕込み、サーバをシャットダウンしてようやく業務完了となりました。
今回、なぜこのような状況になったかといえば、緊急事態により保守業者さんの力を頼ることができず、普段はやらない作業を無理やり自力でやってしまったことに起因しています。やはり「餅は餅屋」。肝に銘じたいと思います。

DHCP
なぜそこにいる!!

(投稿者:ちゅん)


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