タブレットモード

ども。
パソコン画面の見過ぎか、肩こりが悪化中の担当ちゅんです。

職場内で徐々にWindows 10 の比率が高まってきていますが、それと比例してWindows 10 に対するお問い合わせの件数も増えてきました。相手は「情報なら何でも答えられて当たり前」という前提で質問されますが、さすがにWindows 10 のことになると「ちょ、ちょっと待ってくださいね。え~っと、後で折り返し連絡でもいいでしょうか」といった具合で、なんとも情けない状況です。Windows 7 のことなら、画面を見ていなくても、まるでそこに端末があるかのように説明できる自信があるのですが・・・。

そんな中で、知人から「画面がおかしくなったから見てほしい」と相談を受けました。実際に画面を確認してみると、そこには、なんとデスクトップがありませんでした。正確に言えばデスクトップ画面はあるのですが、スタートメニューのピン留めが画面いっぱいに展開されていて、どうやっても閉じることができません。
「何かしませんでしたか?」と聞いてみましたが、「何もしていない」とのこと。これ、情報担当者あるあるですが、「何かしませんでした?」と聞いて、素直に「これをしました」と回答が得られるケースは、1割か、多く見ても2割程度。絶対に何かしているハズなのですが、その行為が無意識(意図的ではない)であるせいか、ヒアリングしただけで解決できる場面というのは本当に少ないです。

困ってしまいました。一度でも経験している案件であればすぐに気がつくのでしょうけど、なにぶん、初めてのケースです。あれこれ調べてみて、10分くらい経過したときでしょうか。ふと、Windows 10 のアクションセンターを開いてみると、クイックアクションのボタンの中で、見慣れないボタンが青くなっていました。そこには「タブレットモード」と書かれています。

間違いありません、原因はこれです。言われてみれば、画面いっぱいにスタートメニューが展開されている状態は、まさにタブレットのホーム画面のそれと酷似しています。タブレットモードボタンをクリックしてその状態を解除すると、いつもの見慣れたデスクトップ画面が帰ってきて、知人も大喜び。
その後、しばらく世間話をしていると、「あ~、そういえば、そこに並んでいるボタン(注:クイックアクション)を何だかわからないけど片っ端から押してみたんだよね~」と。・・・何かしませんでした?のときに教えてほしかった!と、大笑いして一件落着となりました。

クイックアクション
そもそも、これらのボタンを「クイックアクション」と呼ぶこともつい最近知りました。

(投稿者:ちゅん)

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