ども。
このごろ「ではこの案件は連休明けに」が増えてきた担当ちゅんです。連休明けのリソースが心配です。
本日は不定期ながら年に数回開催している、渡島半島北部の自治体情報担当が集まる会議が開催されました。新年度となり、各町の情報担当者にも若干の変更があったようで、初顔合わせの意味合いも込めて。
でも、それはメインではなく、やはり話題の中心となるキーワードは「強靭化」でした。
今回の会議には「ファイル無害化製品」を取り扱っているA社にお越しいただき、実機デモを見せてもらうようブッキングしていました。ファイルサーバを監視し、Inboxにファイルを放り込むと、そのファイルが無害化されてOutboxから吐き出されるという製品。カタログやメーカーのサイトでは確認できるのですが、どうしても一度この目で見てみたかった逸品です。
自己紹介も終わり、さっそくお待ちかねのデモの時間となりました。・・・しかし、見たところ業者さんの手元にはプレゼン用のパソコンしか無いようです。実機のデモが見られると思ったのですが、そういった機器が一切見当たりません。各町の担当者には「実機デモ」と案内していたので、変な汗が噴出してきます。
そして、プレゼン開始。ドキドキしながら見守っていると、業者さんから開口一番「本日は実機デモを予定しておりましたが、無害化する前と後でファイルには外見上、全く変化はありません。それがこの製品の利点でもあるのですが、見た目だけではデモをしても意味がないと考えました」と説明がありました。
これには一本取られました。確かに、WordファイルをサーバにInして、Outから吐き出される様子を見たところで、その内部で何が起きているかはわかりません。であれば、その様子を見るよりも、メカニズムなどの説明をしてもらうほうが有意義ですよね。
結果として、その無害化製品はやはり素晴らしいものでした。「八雲町にとってはオーバースペックなのでは」といった点が一抹の不安として残るものの、大切な住民情報を守るためのセキュリティです。しっかり整備をして「強靭」なネットワークを構築していきたいです。
今回から、研修会のメンバーに「O町」さんも加わりました!
(投稿者:ちゅん)