ICT部門の災害への備え

ども。
アレルギー性鼻炎に苦しむ担当ちゅんです。

さて、あれから5年が経とうとしています。ここ八雲町でも、特に水産分野に大きな被害をもたらした東日本大震災。あの日を境に、ICT部門では災害への意識の高まりとともに、その備えが一気に進みました。

八雲町では、震災を教訓として「ICT部門の業務継続計画(初動版)」を策定・運用しています。業務継続計画は「BCP」と呼ばれますが、非常時にいかにして業務を継続していくのか、その手順と対策がまとめられたものです。幸いなことに、まだ一度も発動するような事態には直面しておりませんが、この計画は策定するだけでは意味がなく、定期的に見直しして常に最新の状態にしておかなければなりません。

先日から、せっせと計画の見直し作業を進めていました。すると、ほんの1年前であるにも関わらず、結構な項目に変更点はあるものです。特に、大きな変更点として、役場本庁舎に念願の「自家発電設備」が完成し、停電時でも重要システムを停止することなく稼動できるようになったのは、情報部門からすればかなり大きな一歩です。これまで「災害時に稼動させることは不可能」としていた項目は、全て「非常用電源により運用可」とされ、災害時に必要となる重要システムはようやく稼動の目処がたちました。

今後の課題としては、やはり職員の日頃からの訓練。いざその時が来てしまったときに、滞りなくICT-BCPを発動できる体制づくりが必要です。早急に訓練の計画をまとめて、万全の体制を整えたいと思っています。みなさんも、ご家庭の災害への備えは大丈夫でしょうか。定期的に見直して、常に万全の体制を心がけてくださいね。

自家発電機
こちらも、まだ一度もお世話になった事のない自家発電設備。期待しています!

(投稿者:ちゅん)


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