ども。
本日、およそ40歳になった担当ちゅんです。
普段、職場がWindows 7 の環境であるせいか、どうも最新のWindows 10 のことが疎かになってしまいます。というか、全然知らないと気がつきました。
というのも、職場で「仮想プリンタ」の話題をしたときのこと。仮想プリンタとは、その名のとおり「物理的には存在しないプリンタ」のことで、アプリケーションから印刷すると紙ではなくファイルに出力されるものです。Windows 7(正式にはVistaから)にインストールされている「Microsoft XPS Document Writer」がお馴染みで、印刷時にプリンタとして選択すると、XPSファイルとして出力できます。こうすることで、紙ではなくファイルとして取り扱うことができます。紙にした状態とほとんど変わらないイメージになるので、改ざんされづらいファイルとして使われたりします。
ですが、職場で専ら使われているのは「PDFファイル」です。他人から送られてくるファイルも、町のウェブサイトにアップロードされているファイルも、ほぼ全てPDFで、XPSなど見たこともありません。職員の業務用PCにも、わざわざPDFを開くための無料ソフトを導入していますし、最近ではフリーの仮想PDFプリンタを導入することもあります。XPSとPDFの違いはここには書きませんが、できることとしてはほぼ同じと考えて良さそうですし、Windows が「標準で」持っているXPSがなぜ普及しないのかな?と不思議でした。
※ちなみに、XPSはWindows の印刷スプールファイルとして使われているもののようです。これをビューアで可視化しているだけなんですかね。
ところが!!今日何気なくウェブサイトで情報収集していると、Windows 10 には「Microsoft Print to PDF」なる仮想PDFプリンタが純正で搭載されているというではありませんか!そうなんですか?現物が手元にないので確かめられませんでしたが、どうやら間違いなさそうです。
う~ん、これは何やらビデオテープのアレや光学ディスクのソレに近いものを感じてしまいます。とにかく、最新のOSを使えば、PDFファイルを作成するために別途ソフトウェアは不要ということですね。これはかなり大きな収穫でした。PDFが純正仮想プリンタで作成可能となれば、今、自治体の情報担当がみな頭を悩ませているあの事業にも応用ができそう?です。
見たことがあるけど使ったことがないという筆頭格?
(投稿者:ちゅん)