プライベートクラウド

ども。
横文字だらけで日々困惑の担当ちゅんです。

先日、非IT系の某部署から電話で問い合わせを受けました。

「調査物が来たのですが、当町が使っている○○システムは『プライベートクラウド』ですか?それとも『パブリッククラウド』ですか?」

・・・まじっすか。こういう話題が普通に非IT系部署でも調査される時代なんですか!?そして、焦りました。プライベートとパブリック、確かに概念としては知っていましたが、真正面から「どちらですか?」と聞かれ、答えに詰まってしまったのです。

そもそも、「クラウド」という言葉の定義が曖昧です。物理的に線で結ばれていないシステムのことを総称して呼ぶ場合が多いですが、かといって自庁舎にサーバを持ったとたん「クラサバ」とか「オンプレミス」などと言われたりします。しかも、ネットで検索してみると、最近では「オンプレミス型プライベートクラウド」という概念があったりして、考えれば考えるほど深みに嵌っていきます。
そもそも、私の第一の疑問として「うちのシステムってクラウドなのか?」から始まっているので、闇は深いです。

それで、あれこれ調べてみると、プライベートとはその名のとおり「利用者が限定されるもの(仮想でもよし)」で、一方のパブリックは「利用者が限定されないもの」になるそうです。今回、質問を受けた対象のシステムは民間のデータセンターを利用していますが、資産はあくまで町の保有物なので、今回の調査物の場合は「プライベートクラウド」になりそうです。
でも、もし仮に、システムをAWSやAzure上でシステムを稼動させていた場合は、今回のケースでは「パブリッククラウド」と答えることが正解なのでしょうか・・・。この辺がよくわからないところです。

というか、こういう調査を行う意図がはっきりしません。実際にプライベートとパブリックをきちんとした形で定義づけしているとも感じられませんでした(記入要領なども無い)。プライベートかパブリックかを知ったところで、その先に何かあるようにも思えませんでしたし・・・。

クラウド
結局は「なんとなく聞いてみただけです」だったりして。

(投稿者:ちゅん)


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