ども。
頭にもやがかかっている担当ちゅんです。
結構前になりますが、とある場所で工事をしなければならなくなったときの話です。天井裏にLANケーブルを転がさなければならなくなりました。
通常、天井裏にケーブルを引くときは点検口(改め口)を利用して、ケーブルフィッシャーなどで引っ張ります。でも、都合よく点検口があるとは限りません。そんなときは、天井のネジを緩めて、天井を剥がして作業します。でも、最悪なのは天井が「釘」で止まっている場合。この場合は天井を剥がすことができないので、やむなく露出配線になってしまうことも。
今回の案件は、残念ながらちょうどいい場所に点検口がなく、しかも天井は釘でした。少し古い建物だったので仕方がありません。当初は綺麗に天井裏を回そうと思っていたのですが、作戦を変更して露出に切り替えようと・・・したのですが、目の前にありえない光景が飛び込んできました。
なんと、天井が「部分的にジプトーン」なのです。言っている意味が分からないと思いますが、文末の写真を見ていただければ話は早いです。つまり、過去に我々同様、天井裏に用事がある人がいて、どうしても天井を取り外せないので強引に天井を切り取り、その穴をふさぐためにジプトーンを貼り付けたと。本当ですか?明らかにプロの仕事ではないと思われますが、これは渡りに船。とりあえずそのジプトーンを剥がすと、何とか天井裏にアクセスできたのでした。
それにしても、格好悪いったらありゃしない。でも、昔からこういう状態にあるにも関わらず、人間って注意して見ていないと案外気がつかないものですね。一見目立ちそうなんですが、これまで気に留めたことはありませんでした。
ずいぶんと大胆な人もいるものです
(投稿者:ちゅん)