ども。
風邪は1日で治りました。担当ちゅんです。
8月31日に「またしてもリビルド」というタイトルで投稿した記事の続きです。マニアックな内容です。
・とある部署で廃棄処分したNASをゲットした
・WindowsStorageServer 2003が乗っかっていた
・ディスクを入れ替えてリビルドしようかと考えている
・相変わらず貧乏性ですね
しばらくほったらかしておきましたが、そろそろどうにかしようと思います。このNASですが、実は豪華にもRAID5が利用できるようです。なので、まずはこれまた廃棄処分となった機器から取り出した1TBのHDDを4台用意しました。
これを既存のHDDと交換します。前回の記事にも書きましたが、残念ながらリカバリーディスクがありませんので、とりあえずOSのことは置いておいて、RAID5でフォーマットしてBIOSが起動するところまで持っていきたいと思います。
HDDを交換後、システムを起動。当たり前ですがオンボードのRAIDコントローラがエラー警告を
出してきましたので、セットアップに入ります。で、ここで愕然としました。新しくRAID Arrayを作成しようとすると、なぜかRAID0とRAID1しか選択肢に出てきません。というより、そもそもHDDが2つしか見えていないようです。でも、HDDを交換する前は間違いなくRAID5として使えていました。
ふと「そもそも、RAIDコントローラがRAID5に対応しているのか?」と思い、メーカーサイトで調べると、
RAID0 or RAID1
やっぱり。ということは・・・。
このNASの「ハードウェアマニュアル」なるものをよ~く読んでみると、実にがっかり。RAID5はデータ部分のみのソフトウェアRAIDで、ハードウェアRAID部分はRAID1(ミラーリング)の設定になっていました。具体的には文末の図のとおりなのですが、そもそもの仕様としてシステム分のパーティションサイズ×2の容量は未割り当てにする(使えない)という超強引な手法をとっているということが判明しました。う~ん、一応話としては完結なんだけど、何ともモヤモヤが残る結果となってしまいました。
これが普通なのかもしれませんけど、驚きました。
(投稿者:ちゅん)