ども。
めっきり寒くなってしまい、体調が優れない担当ちゅんです。
とある案件で大量のPCをリカバリすることになりました。Windowsの再インストール自体はこれまで何度も行ってきて、別にどうってことないのですが、今回課せられた課題はスピード。大量のPCを「限られた時間内に」リカバリしなければならないということで、いつもの調子でやっていては絶対に間に合わないということが判明しました。
どうすれば時間短縮できるか考えました。Windowsを再インストールしたとき、何に時間がかかるかといえば「Windows Update」です。最新の更新プログラム(HotFix)をダウンロードして適用していく作業は、数時間の時間がかかります。これをあらかじめダウンロードしておいて、手動で適用させたら早いんじゃないか?と思ったのです。
調べてみると、どうやらこの考えは正解のようです。手動で適用といっても、バッチファイルを書けばワンクリックですし。ということで、まっさらなOSが最新になるために必要なHotFixを集めてみることにしました。
まずはどのHotFixが必要なのか調べます。最新の状態にアップデートされているPCのコマンドから「systeminfo」を流してみます。ずらずら~っとHotFixが表示され、その数340個。・・・やはり多いですね。一瞬心が折れそうになりましたが、このリストを元に一つひとつダウンロードしていきます。この仕込みで後々楽ができるとはいえ、かなり地道な作業。ちなみに、オフラインでインストールするHotFixは「msuファイル(*.msu)」です。KBから始まる7桁の数字をひたすら探し続け、ようやく8割方揃いました。
後はこれをPCに流してみてどうなるかです。HotFixには「適用する順番」というものが決められているものがあって、基本的には公開日時の古い順に当てるでよさそうなのですが、ここにもきっと「罠」が潜んでいるんだろうなと予想しています。何ともマニアックな仕事になってきました・・・。
たぶん、今晩は数字の夢を見ると思います。
(投稿者:ちゅん)